出版社内容情報
きめ細かいトレーニングの実際で痛みが軽減
わが国で股関節症に悩んでいる人は、30万人と推定されています。その治療法などは、整形外科受診や薬だけで解消するわけではなく、トレーニングが必要とされています。しかしながら、わが国ではそのための専属トレーナーが極端に不足している現状です。そこで、本書では、インストラクターに恵まれず、施設も不十分という環境の不備に悩んでいる患者のために、あたかもかたわらに専属トレーナーがいて、指導してもらっているかのような、きめ細かいトレーニングの実際(水中運動中心)をイラストを中心に展開していきます。日常生活での注意点、仕事場での姿勢や行動時の注意点なども、専門医の医学解説を交えながらわかりやすく解説しています。
克服・痛み軽減トレーニング
内容説明
本書では、股関節症の方々に共通して適応できる水中や陸上での運動方法を紹介した。
目次
第1章 なぜ水中運動は効果があるのか
第2章 どんな運動が効果的なのか
第3章 運動する際の注意点
第4章 運動の実技
第5章 日常生活での注意点
第6章 自分だけで行う運動のためのポイント
第7章 体験レポート 著者から直接トレーニング法を受けて
第8章 Q&A こんな時はどうすればよいの?
第9章 整形外科医からのアドバイス
第10章 理学療法士からのアドバイス
著者等紹介
阿部佳之[アベヨシユキ]
1986年筑波大学体育専門学群卒業。在学中は野村武男教授(医学博士・野村水泳研究室主宰)に師事。リハビリテーションや喘息児の水泳などを研究。フィン水泳の契約選手を経て、1994年、(株)メガロス(鶴川緑山倶楽部)に入社。パーソナルトレーナーおよびスイミングのマネージメントに従事
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