出版社内容情報
思春期から成熟期にかけて、その変化のバロメーター「月経」についての異常や悩みや不安を中心に、女性の体について、わかりやすく詳しく解説。著者=東京女子医大附属第二病院産婦人科教授
種の保存をするためには男性と女性の両方が必要ですが、女性は男性ではできない「出産して生命を誕生させる」という大切な役割を持っています。そして、そのために女性特有の体の仕組みがあるわけです。 特に月経は、そのための大切な役割を果たしています。思春期から成熟期の女性の体の変化は、月経がそのバロメーターになるといえます。 月経異常、月経痛、月経困難症など、月経をめぐるいろいろな障害は、大きな病気に結びつくこともあり、決まりもの、いつもの生理現象だからと簡単に考えず、女性自身がより理解を深めることが大切です。 本書では、思春期から更年期までの女性の生理の仕組みと異常の裏に隠されているさまざまな病気をわかりやすく解説していきます。また、体のチェックのしかたや他人に聞きにくい「性」や「生理」のこと、婦人科への受診のしかたなども取り上げ、悩みや不安を解消していきます。
感想・レビュー
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- 洋書
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