出版社内容情報
危ない不整脈かどうか、症状の考え方や心電図の見方を、図版を多用して具体的に解説。併せて、最新の医学情報をもとに、抗不整脈薬や簡単な手術法、ペースメーカーなど、治療・予防までを詳しく紹介します。
健康診断の心電図検査で不整脈を指摘されたり、動悸やめまい・失神、呼吸困難を起こして心臓病を疑われたことのある人は多い。そうした心臓病の不安を抱える人のために不整脈の危険サインの見方から検査、治療、予防法までを詳しく解説する。とくに、代表的な不整脈については具体的な症例をあげながら、発症から医療現場の治療状況までをドキュメントタッチで紹介した。また、素人にはむずかしいと思われる心電図の見方についても、多数の図版を使用して、わかりやすく説明。治療については、抗不整脈薬の種類・用法・副作用について、さらにカテーテルアブレーションやICDによる治療、ペースメーカーの知識までを、最新の医学情報をもとに詳述してある。
内容説明
動悸、呼吸困難、めまい・失神を起こしたことのある人は不整脈に要注意。様子を見ていればよいのか、すぐ医師に行くべきかがわかる。詳しく具体的な症例から解説。
目次
第1章 不整脈患者、四人のケース
第2章 不整脈って、どんな病気?
第3章 不整脈の検査と診断
第4章 不整脈の種類と特徴
第5章 不整脈の治療
第6章 予防と日常生活の注意
著者等紹介
赤石誠[アカイシマコト]
北里研究所病院内科部長。1978年慶応義塾大学医学部卒業。米国ペンシルバニア大学留学後、慶応義塾大学内科、同中央臨床検査部などを経て、1999年より現職。北里大学、慶応義塾大学、星薬科大学講師を兼任。日本心臓病学会評議員、日本循環器学会地方会評議員、日本心エコー図学会評議員のほか、日本内科学会など多数の学会に所属。日本循環器学会/心臓病学会・診療ガイドライン作成委員会委員。専門は心エコー図、心機能、心不全、弁膜症だが、循環器病についての広い見識と臨床経験を持ち合わせ、広い分野で活躍している。「より優しい医療、より科学的な医療」を信条とする
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