天意を汲めるか

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天意を汲めるか

  • 著者名:鶴石悠紀【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 幻冬舎メディアコンサルティング(2018/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344917644

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内容説明

2025年6月12日早朝。東海沖の海岸からわずか40キロの時点で、突如として海底が割れた。その瞬間海底は一気に隆起し、高さ十メートル、幅二十キロという「津波の源」が百八十キロにわたって形成され、非情にも四方に拡散し、日本列島に猛然と襲いかかってゆく――東日本大震災から14年。あの悲劇が再び繰り返されるのか? 水没する都市の中で、生を求めてあがき、命を奪われた人、残された人……。めぐる死者の「魂」を受け継ぎ、残された人びとが紡ぎ出す、「復興への道」とは? 一大スペクタクル長編小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イオちゃん

26
2025年に海底が割れ、プレートの圧力バランスが変わり、大地震が起こる。近畿から関東までの太平洋側では巨大津波に数度襲われ、ほぼ壊滅状態に。開闢大震災の描写は迫力があり、後半は復興と再生へと向かう。インフラも各産業も大打撃を受け、人口も6千万人くらいまで減り、円は大暴落(1ドル3000円!)。かなりの無理をして建て直していくのはいいとして、最後の輪廻転生みたいな下りは気持ち悪かった。2045年で終わりでよかったのでは?と思った。2018/08/06

toshi

12
まず最初に5ページに渡って登場人物の一覧が載っているの驚かされる。 本文に新しい人物が登場するとその都度見るようにしていたけど、結構詳しく書いてあったりするのでその人がその後どうなるのか分かってしまう。 まさに津波の場面で初登場した人物が、「津波で死亡」なんて書かれているとこんなモブキャストまで・・と思ってしまう。 ちょっと書き過ぎじゃないのかな。 (→続く)2018/08/02

GOTI

3
☆★2025年6月日本を二日間で三度、マグニチュード9.0以上の地震が襲う。その後30mから100mの津波が太平洋側を壊滅状態に陥れる。死者・行方不明者4800万人、倒壊建物8000万棟。国家存亡の危機から2105年までの奇跡の復興を描く。もちろん可能性はゼロではないでしょうが、荒唐無稽としか思えません。終いには輪廻転生、宗教論になって興ざめでした。同様のデザスター小説なら石黒耀の方がオススメです。2018/10/16

騎士

0
2.52018/08/12

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