出版社内容情報
遺伝子治療、内視鏡手術などの最先端の治療法をはじめ、病気時の家庭での養生法、病後の在宅療法、さらに病気の予防に不可欠な検査数値の見方まで、大幅に内容を一新して紹介。最新の医学情報が、一目でわかる。
いま、医療は大きな変革のときを迎えています。それは、医師まかせの医療から、患者本位の医療への転換です。診療に当ってはインフォームド・コンセント(説明と同意)が必要となり、治療に当ってはQOL(患者の生命・生活の質)が優先されるようになってきました。また、一方で、定期健康診断の普及により、病気の芽を早期に発見し、早期に治療しようとする、予防医学の発展には目覚ましいものがあります。こうした新時代の医療に対応した家庭医学書が、「ホーム・ドクター 家庭の医学 最新版」です。 本書は、遺伝子治療、内視鏡、腹腔鏡下の手術といった最先端の治療法だけでなく、患者やその家族が本当に知りたい、通院中や病後の家庭での養生法や、最近増えてきた在宅療法、再び発病させないための予防法が解説されています。さらに、病気の予防や早期発見に不可欠な「健康診断の検査結果の見方と対策」、「症状から見た病気の判断」も、詳しく紹介しました。また、知っていれば安心な「目で見る応急手当」は、イラスト中心で手順が分かりやすくなっています。そのほかにも、患者本位の医療とは何かが分かる最新の医学情報が満載され、真に各家庭に必備の家庭医学書に一新しました。
目次
第1部 目で見る応急手当
第2部 症状から見た病気の判断
第3部 身体各部の病気と治療
第4部 生活の医学百科