小学館版学習まんが世界の歴史〈１６〉第二次世界大戦

木村 靖二【監修】/高田 靖彦/村川 和宏【まんが】/山川出版社【編集協力】

小学館（2018/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 176p／高さ 23cm
• 商品コード 9784092983168
• NDC分類 K209
• Cコード C8322

出版社内容情報

あの歴史教科書の山川出版社が編集協力！！

歴史教科書で有名な山川出版社の編集協力を得て誕生した「学習まんが世界の歴史」です。山川出版社の世界史教科書の著作者に監修者になっていただき、教科書の流れを意識したつくりにすることに成功しました。受験や学校での日々の勉強にも十分役に立つ内容になっています。
ただ内容は高校生レベルでも、小学校高学年であれば理解できるようにまんがは構成されています。ひいては、「併読すれば教科書や参考書がわかりやすく・おもしろくなるシリーズ」ということもできるでしょう。
第16巻では、20世紀前半のヨーロッパを中心に扱っています。

【編集担当からのおすすめ情報】
このシリーズは歴史教科書の山川出版社の協力を得てつくられていますが、まんがの人間ドラマ化が図られているのも大きな特長の一つです。歴史を喜怒哀楽の人間模様の流れととらえて、まんがのシナリオを作成しました。一読していただければ、小学校高学年の方でも高校生レベルの歴史の流れがしぜんと頭に入ると思います。また十分な時代考証を経て、作画などがなされています。その結果、「えっ！」と驚く史実に編集者として数多く遭遇しました。読者のみなさんも「目からウロコ」の歴史の現実に驚かれることでしょう。

第16巻 第二次世界大戦

【巻頭カラー】
・クライスラー=ビルディング／・空前の繁栄と世界恐慌／
・ファシズムの時代／・スペインの内戦／アール=デコの文化

第1章 敗戦国ドイツ
・不安を利用する男／・アメリカの不安／・老将の復活
〈学習ページ〉 ヴェルサイユ体制と国際連盟／ワシントン体制

第2章 ヒトラーの台頭
・二度めの不幸／・ヒトラーの賭け
〈学習ページ〉 アメリカのニューディール政策／
ドイツの恐慌対策

第3章 赤い帝国
・新たな独裁者／・意外な接近

第4章 振り回される国々
・フランス分裂／・裏切り

第5章 最後の戦い
・巻き返し／・変わる流れ／・重なる二人

《年表》


高田 靖彦［タカタ ヤスヒコ］
著・文・その他

村川 和宏［ムラカワ カズヒロ］
著・文・その他

山川出版社［ヤマカワシュッパンシャ］
編集

鍋田 吉郎［ナベタ ヨシオ］
原著

目次

第１章　敗戦国ドイツ
第２章　ヒトラーの台頭
第３章　赤い帝国
第４章　振り回される国々
第５章　最後の戦い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[マネコ]

かなりややこしい第二次世界大戦の大まかな流れをマンガでつかむことができます。この本を読んでから他の詳細な本を読めばもっと理解しやすくなるのでおすすめです。

2019/08/11

[らっそ]

ヒトラーやスターリンについては若干知ってたけど、ムッソリーニについて何も知らなかった。塩野七生『男たちへ』でかすったくらいだった

2021/01/14

[やま]

第二次世界大戦への流れも、結局、各国の思いが優先された結果なのでしょうか。当時も現在も根っこは同じ気がします。

2020/06/22

[ビシャカナ]

ヒトラーを軸にして、第一次世界大戦敗北以来の不満が渦巻くドイツでいかにナチスが暗躍と躍進したか、そしてドイツと世界各国の政治で、狐と狸の化かし合い。こうして見るとヒトラーひとりの野望にいかに世界が振り回されたか愕然とする。ネットでちょっとバズったモロトフに泣きつき飛行機墜落に怯えるスターリンなど歴史上の人物も感情たっぷりで読み応えある。

2023/10/11

[元老院議員]

ルーズベルトはWW2で英国を支援することには前向きでも参戦まではしたくなかった（ように見える）とか、スターリンでも慌てふためくことがあるとか、実際どうだったんだろうか?w

2021/01/20