小学館版学習まんが世界の歴史〈９〉絶対王政

青木 康【監修】/新井 淳也【まんが】/山川出版社【編集協力】

小学館（2018/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 176p／高さ 23cm
• 商品コード 9784092983090
• NDC分類 K209
• Cコード C8322

出版社内容情報

あの歴史教科書の山川出版社が編集協力！！

歴史教科書で有名な山川出版社の編集協力を得て誕生した「学習まんが世界の歴史」です。山川出版社の世界史教科書の著作者に監修者になっていただき、教科書の流れを意識したつくりにすることに成功しました。受験や学校での日々の勉強にも十分役に立つ内容になっています。
ただ内容は高校生レベルでも、小学校高学年であれば理解できるようにまんがは構成されています。ひいては、「併読すれば教科書や参考書がわかりやすく・おもしろくなるシリーズ」ということもできるでしょう。
第9巻では､ヨーロッパで絶対王政が敷かれていく時代を扱っています。

【編集担当からのおすすめ情報】
このシリーズは歴史教科書の山川出版社の協力を得てつくられていますが、まんがの人間ドラマ化が図られているのも大きな特長の一つです。歴史を喜怒哀楽の人間模様の流れととらえて、まんがのシナリオを作成しました。一読していただければ、小学校高学年の方でも高校生レベルの歴史の流れがしぜんと頭に入ると思います。また十分な時代考証を経て、作画などがなされています。その結果、「えっ！」と驚く史実に編集者編集者として数多く遭遇しました。読者のみなさんも「目からウロコ」の歴史の現実に驚かれることでしょう。

9巻 絶対王政

【巻頭カラー】
・ルイ14世／・ヴェルサイユ宮殿と太陽王／
・一六世紀イギリスの国王たち／・強国になったロシアの二大皇帝
・豪華なバロック絵画

第1章 女王エリザベス
・ヘンリ8世／・血まみれメアリ／・二人めの女王／海賊ビジネス
〈学習ページ〉 東インド会社

第2章 ブルボン王朝
・宙返りのアンリ／・母と子のフランス／・最後の反抗／・国王の政治
・スペイン国王の座
〈学習ページ〉 三角貿易

第3章 ロシア帝国
・皇帝西へ／・新しい都

《年表》

新井 淳也［アライ ジュンヤ］
著・文・その他

山川出版社［ヤマカワシュッパンシャ］
編集

門脇 正法［カドワキ マサノリ］
原著

目次

第１章　女王エリザベス
第２章　ブルボン王朝
第３章　ロシア帝国

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Shinya Naito]

豊臣秀吉が朝鮮出兵した時期と、英蘭が東インド会社設立した時期が、ほぼ同時期であったことを認識する。ヨーロッパンの各地方の領主である貴族が、絶対王政の時期を経て、王の下で、中央集権官僚化するプロセス無くして、その後の市民革命による民主制への道も無し、と改めて思わせる。

2021/01/29

[元老院議員]

絶対王政でイギリス・フランス・ロシアの話がメイン。特にフランスのユグノー戦争〜スペイン継承戦争までの話が詳しくフロンドの乱とかにも紙幅を割いている。エリザベス1世やピョートル1世と比べればマイナーなのになかなか野心的な構成だな。

2020/12/20

[多読多量連投が日課だった]

応仁の乱から吉宗あたりの西洋をざっくり

2019/02/22

[HITO]

2018年度買った中で最高のシリーズ。全シリーズから絵も歴史の解釈も大きく変わり，実に素晴らしい作品に生まれ変わった。ヘンリ８世のやりたい放題感といい，その後の絶対王政の確立といい。複雑なヨーロッパ史を理解しやすい。フランシス・ドレイクがかっこいい。

2019/02/02