Jr.日本の歴史〈6〉大日本帝国の時代―明治時代から1945年

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Jr.日本の歴史〈6〉大日本帝国の時代―明治時代から1945年

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784092930162
  • NDC分類 K210
  • Cコード C6321

出版社内容情報

明治維新から終戦までの日本のあゆみ

第6巻では、明治時代からアジア太平洋戦争が終了した1945年までを中心にえがきます。この時代は、長く続いた平和な世が終わり、日本が国際社会の荒波にいやおうなしにまき込まれ、やがて戦争へ突き進んでいった時代です。
ペリーが来航し泰平の夢からさまされた日本は、東アジアに触手をのばしはじめた欧米諸国の帝国主義に対するために、自分自身も帝国主義に基づいた国作りを選択します。それは朝鮮半島、中国大陸などへの侵略という形であらわれました。日清・日露と大きな対外戦争に勝利をおさめた日本は、満州事変を起こし中国大陸へ本格的に乗り出していきます。しかし、それは諸外国の反発をまねき、国際連盟からの脱退など、国際社会からの孤立のはじまりでした。そして、日本はついにアジア太平洋戦争に突入していきます。
日本がどのようにして近代社会を作り上げていったのか。また、どうして戦争への道を進んでいってしまったのか、探っていきます。

もくじ

はじめに 001
この本のつかいかた 008

カラー口絵 文明開化のはじまり 009
第1章 近代国家をつくる 017
歴史への招待 岩倉使節団「光を観る」 018
1.明治維新 020
近代世界と東アジア/明治新政府の樹立/版籍奉還/廃藩置県の実施/官から民へ移る殖産興業/貨幣・銀行制度の整備/地租改正/秩禄処分と士族の反乱
2.伝統社会の解体 038
四民平等の明暗/開化をリードする天皇/文明開化をえがく/庶民にとっての文明開化/暦と時間をあらためる/「国民」をつくりだす/『学問のすゝめ』/学校制度をととのえる/徴兵制の導入
コラム コレラ騒動 054
3.文明国をめざす 055
新たな国際秩序にむけて/朝鮮におしつけた条約/琉球王国を県にする/朝鮮をめぐる日清の対立
4.政治世界の形成 065
自由民権運動の展開/憲法草案と演説会/憲法をめぐる対立/明治憲法体制の成立/初期議会のころの政府と民党
コラム お雇い外国人 078
この章の問いかけ 080



カラー口絵 発展する明治の日本 081
第2章 「脱亜」への道 089
歴史への招待 憲法を問いつづける 090
1.文明国家の現実 092
井上馨と鹿鳴館/改正交渉の難航と世論/脱亜論と欧化主義批判
2.日清戦争と社会 099
東学と甲午農民戦争/戦局の移り変わり/わきたつ社会/日清講和条約と三国干渉/台湾民主国の独立と征服戦争
3.地域を開発する 109
産業革命の進展/道が変わる/鉄道がとおる/農村が変わる
4.社会問題と社会主義 118
天災と人災のあいだ/明治期の公害/劣悪な労働環境とスラムの形成/労働組合の結成と社会主義運動
コラム 樋口一葉『たけくらべ』 126
この章の問いかけ 128



カラー口絵 帝国としてすすむ日本 129
第3章 帝国日本の登場 137
歴史への招待 歌うようにことばを学ぶ 138
1.20世紀の世界と東アジア 140
帝国主義の世界分割/「帝国主義の時代」の東アジア/義和団の戦い
2.日露戦争と社会 147
開戦と戦争経済/新聞報道と反戦論/講和条約と日比谷焼打ち事件/日露戦争後の社会と大逆事件
3.韓国併合と世界 155
日露戦争の反響/日本への期待と失望/「日韓協約」と万国平和会議/「義兵」たちの戦い/安重根と伊藤博文/韓国併合
コラム 軍隊と脚気 167
この章の問いかけ 168



カラー口絵 都市の発達と大衆文化 169
第4章 国際関係の再編と大衆の時代 177
歴史への招待 帝国のなかで進学するとは 178
1.第一次世界大戦と帝国日本 180
アジアのナショナリズムと日本/はげしさをます列強の対立/近代戦としての第一次世界大戦/日本の参戦/ロシア革命とアメリカの参戦
2.国際平和をもとめて 192
講和会議とベルサイユ条約/国際連盟の誕生/総督府による「武断政治」/三・一運動と五・四運動/中国とインドの独立運動/帝国空間の拡大
3.都市と大衆 206
米騒動がはじまる/労働運動のひろがり/小作争議の要求/社会運動の展開/護憲運動と政党内閣の成立/普通選挙の実現と民本主義/都市と郊外の発達/消費文化のひろがり
コラム 関東大震災の体験 221
この章の問いかけ 224



カラー口絵 戦争の時代がつづいていく 225
第5章 帝国日本の膨張と崩壊 233
歴史への招待 子どものくらしと戦争 234
1.世界恐慌と満州事変 236
世界恐慌/ナチスの登場とブロック経済/昭和恐慌と軍縮会議/満州事変と五・一五事件/国際連盟からの脱退/帝国の拡大と再編
2.日中全面戦争とファシズム 250
戦争をとめられない国際連盟/日中全面戦争のはじまり/ひろがる反ファシズム運動/「抗日」がもつ意味/戦争への動員体制の強化/「皇民化」の強化
3.アジア・太平洋戦争 265
アジア・太平洋戦争への道/日独伊三国軍事同盟/真珠湾への奇襲攻撃/「大東亜共栄圏」の建設/アジアでの動員と「慰安婦」問題/戦場の生活・銃後の生活/空襲と学童疎開
4.大日本帝国の崩壊 283
連合国の戦後構想/沖縄戦での住民の犠牲/原子爆弾の投下/原爆投下の背景/ポツダム宣言の受け入れと敗戦
コラム アメリカ陸軍の日系人部隊 294
この章の問いかけ 296


おわりに 297
日本と世界の歴史年表 300
大日本帝国の最大勢力 304
さくいん 306
所蔵先一覧・写真提供一覧 310

大庭 邦彦[オオニワ クニヒコ]
著・文・その他

長 志珠絵[オサ シズエ]
著・文・その他

小林 知子[コバヤシ トモコ]
著・文・その他

内容説明

日本はどうして戦争への道をすすんだのだろう。西洋文明へのあこがれを胸に国際社会へと船出した日本は、やがて世界から孤立していく。開いてみよう。明日への夢、歴史のとびら。

目次

第1章 近代国家をつくる(明治維新;伝統社会の解体;文明国をめざす;政治世界の形成)
第2章 「脱亜」への道(文明国家の現実;日清戦争と社会;地域を開発する;社会問題と社会主義)
第3章 帝国日本の登場(20世紀の世界と東アジア;日露戦争と社会;韓国併合と世界)
第4章 国際関係の再編と大衆の時代(第一次世界大戦と日本;国際平和をもとめて;都市と大衆)
第5章 帝国日本の膨張と崩壊(世界恐慌と満州事変;日中全面戦争とファシズム;アジア・太平洋戦争;大日本帝国の崩壊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

thin

0
日本が朝鮮、満州だけでなく南諸島にも植民地を広げていたことを恥ずかしながら今更知った。欧米とアジアからみられている日本の印象は全く違うだろうなと思う内容だった。もう歴史嫌いとは言ってられない。もっともっと日本と世界の歴史を勉強していきたい。2011/11/01

takashi1982

0
Amazonレビューでボロクソに言われているが目くじらを立てるような記述はない。サブタイトルのように「大日本帝国の時代」は1868年の五箇条の誓文から1945年9月2日の降伏文書署名で終わりを迎える。その意味で大日本帝国がなぜ破局的な終わり方をしたのかという視点からこの時代を捉えれば、このような記述になるのはむしろ当然であろう。それが気に入らないヒトがいるのは確かだが、逆に、大日本帝国が彼らの想像する立派な国家であれば1945年8月15日の結末は迎えることなく済んだのである。(続く)2011/10/09

はる

0
戦争絶頂期から戦争転落まで、近代化を世界にアピールするための戦争だったと思います。2021/06/03

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