出版社内容情報
めざせ、天竺! 孫悟空の大冒険を「新訳」
東の海の向こう、傲来国の花果山の石から1ぴきのサルが生まれた。この石ザルは、仙人から「孫悟空」という名前をもらい、不老不死の法、72種の変化の術を会得する。雲に乗る法もおそわり、十万八千里をいっきに飛ぶこともできるようになる。
ところが、その力で悪いことばかりしていたので、ついに釈迦如来の力で、五行山へ封じ込められてしまう。孫悟空は罪を償うために、天竺へ経文を取りに行く三蔵法師の弟子となり、猪八戒、沙悟浄といっしょに修行の旅へと出発することになった。
本書は、『小学館世界J文学館』(2022年11月刊)に収録されている、電子書籍『西遊記』を再編集したものです。
【編集担当からのおすすめ情報】
世界中の名作125点が電子書籍で読める『小学館世界J文学館』。収録された作品の中から、特に一押しのお話が紙の書籍になりました。『西遊記』はもともと講談などの形で中国の人びとが親しんでいた物語で、16世紀の明の時代に小説としてまとめられています。本書では数あるエピソードのうち47編が「新訳」されています。
内容説明
めざせ、天竺!三蔵法師と孫悟空たちの大冒険が読みやすい「新訳」で楽しめる!東の海の向こう、花果山の石から1ぴきのサル「孫悟空」が生まれた。不老不死の法、72種の変化の術を会得した孫悟空だったが、悪事ばかりしていたので、三蔵法師の弟子として修行の旅へと出発することになる。
著者等紹介
武田雅哉[タケダマサヤ]
1958年、北海道生まれ。北海道大学名誉教授。中国文学専攻。北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。1995年『蒼頡たちの宴』(筑摩書房)でサントリー学芸賞“社会・風俗部門”受賞。2017年『中国のマンガ“連環画”の世界』(平凡社)で日本児童文学学会賞特別賞受賞
トミイマサコ[トミイマサコ]
1980年生まれ、埼玉県出身。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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王蠱