出版社内容情報
米ニューベリー賞受賞!動物たちの大冒険
光の速さで走ることができ、だれからも見えない存在であることを誇りに思っている「犬」のヨハネスは、仲間の動物たちと暮らす公園で、彼にしかできない大切な役割を担っている。それは、<アイ(目)>となって公園をすみずみまで観察し、バランスの守護者に変化を報告すること。
ある出来事をきっかけに、自由の喜び、自由の素晴らしさに目覚め、仲間の動物たちと無謀とも思える計画を思いつく・・・・・・。
アメリカで最も優れた児童文学におくられるニューベリー賞を受賞し、世界16か国語に翻訳されている注目の作品。最後はあっと驚く展開と、視界が広がるような読後感が待っている。
【編集担当からのおすすめ情報】
アメリカで最も優れた児童文学におくられる「ニューベリー賞」を受賞し、NYタイムズのベストセラーに17週連続でランクインした、とても楽しくユニークな作品です。
クラシカルな名画のなかを、ヨハネスが走る挿絵も印象的。
とにかく速く、光のように、自由の輝く世界へ走り抜けていきたくなる、独創的な物語です。
【目次】
内容説明
この犬が走っているのを見たことある?ううん、ないはず。見られっこないから。だってこの犬は、光みたいに走るんだよ。光の動き、見たことある?ないよね。光が動くところなんて、見たことないでしょう?アメリカで最も優れた児童書に贈るニューベリー賞受賞作。動物たちのありえない冒険物語。世界で16か国語に翻訳。
著者等紹介
エガーズ,デイヴ[エガーズ,デイヴ] [Eggers,Dave]
アメリカ・ボストン生まれ、イリノイ州で育つ。作家、ジャーナリスト。本作『The Eyes and the Impossible』で、アメリカで最も優れた児童文学作品に寄与されるニューベリー賞を受賞。全米図書賞の最終候補となった『王様のためのホログラム』(早川書房)など著作多数。児童書も多数あり。独立系出版社マクスウィーニーズの創設者で、大学進学支援を行う非営利団体スカラー・マッチを設立。若者のためのライティングセンター、826バレンシアの共同設立者。教育分野への貢献により、モハメド・アリ教育人道賞、デイトン文学平和賞を受賞
代田亜香子[ダイタアカコ]
神奈川県生まれ。翻訳家。立教大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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