出版社内容情報
みんなとちがっている自分を好きになる方法
「どうして何もかもがこんなにたいへんで、傷つくことばかりなんだろう・・・・・・」
10歳の女の子タリーは、ときどき感情がコントロールできなくなって爆発したり、場ちがいなことを言ってトラブルを起こしてしまう。周りの人には「みんなと違ってる子」と見なされて、理解されないこともしばしば。
みんなと同じ「ふつうの子」になりたいのに、それがどうしても「できない」毎日は苦しいばかりで、わたしがわたしじゃなかったらよかったのにと思う。
そんなタリーだが、やがて自分の中のどうにもできない衝動の原因が自閉スペクトラム症にあることを知り、自分らしさを受け入れて生きる道への一歩を踏みだしていく。
「タリーの心の声を聞いてみると、ひとつひとつの言動にはちゃんと理由があり、それはほかの人と"ちがっている"どころか、むしろ深く共感できる」(訳者あとがきより)
【編集担当からのおすすめ情報】
本書の著者リビー・スコットは、イギリスに住む自閉スペクトラム症の女の子です。10歳の時に、自分の自閉スペクトラム症について書いた文章を母親がTwitterにあげたところ、大きな反響がありました。その後、児童文学作家のレベッカ・ウエストコットと一緒に書き上げたのが、このタリーの物語です。
内容説明
「どうしてわたしって、こんなにたいへんなんだろう?」10歳の女の子タリーは、ときどき感情がコントロールできなくなって爆発したり、空気が読めなくてトラブルを起こしてしまうけれど、それには理由があって―。自閉スペクトラム症の女の子が実体験をもとにえがく物語。
著者等紹介
スコット,リビー[スコット,リビー] [Scott,Libby]
10歳のとき、自閉スペクトラム症である自身の目を通して書いた文章がツイッターで注目される
ウエストコット,レベッカ[ウエストコット,レベッカ] [Westcott,Rebecca]
イギリス、チェスター出身。エクスター大学にて教育学を学び、様々な教育現場で活躍しながら、多数の児童文学作品を執筆。現在はドーセット州にて夫と3人の子供たちと暮らし、小学校で音楽を教えている
梅津かおり[ウメズカオリ]
翻訳者。山口県(周防大島)生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、中学校で英語を教え、アメリカで児童文学を学び、翻訳の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まる子
ヒラP@ehon.gohon
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
ぷりん
高麗(こま)
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