文春文庫<br> 森へ行きましょう

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文春文庫
森へ行きましょう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 570p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167916077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。パラレルワールドに生きるふたりの女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」。進学、就職、恋愛、結婚、出産…無数の分岐点に、騙し絵のようにかかわってくる同じ名を持つ恋人や友人。昏い森に迷い込み、道を見失い、惑い、選びながら進む先にあるものは。

著者等紹介

川上弘美[カワカミヒロミ]
1958(昭和33)年、東京都生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。94年、「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。96年、「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞。2001年、『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年、『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、14年、『水声』で読売文学賞、16年、『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるを

67
🌟🌟🌟🌟☆。(ややオマケ。🌟3.8くらい)(12月に文庫落ちしたモノを6月に¥110で購入。超掘り出しモノ。)ひとつだけSF要素を入れて一人の女性のほぼ一生を綴った物語。俺は人生をやり直したいと思った事はほぼないのでそんなにこの設定は楽しめていないけれど大人になってからの留津(ルツ)が様々な場面を通じて自分や恋人、伴侶、家族、友人を見つめる「目」に自分の人生に参考になる部分が多々あった。2021/07/15

まひる

61
留津とルツ。同じ日、同じ両親の元に産声を上げた。これは別人で、いつか繋がるのか読みすすめていく。行けば行くほど、出逢う人は同じなのに、役割が違う。読者のわたしが森へ迷い込んだように思った。人は選択して生きている。もし、あの時違う選択をしていたら。パラレルワールドを介し、女という性を生きる一生を描いていて、とてもよかった。川上弘美さん、好き。2021/02/17

Anemone

32
「rutsu」の坩堝。留津とルツ、そこから派生しつづける、琉都、るつ、流津、瑠通、る津。森と云うより同じルーツから枝葉を伸ばした1本の木のような感じがする。個人的には不穏な瑠通が好みではある。それから思わず笑ってしまった「ケツの穴、小さし」。2021/08/13

ちぇけら

19
あるというのは、ないということである。あなたの重さを感じながら、ふとそう思った。好きというのは複雑で、遠心分離機にかけても、どんな組成なのかわからないまま。身体の核にぽっかりと穴があいて「恋」から抜け出したと思ったら、元の入り口に戻って次の「恋」を始めただけであった。わたしの人生にはあといくつ、分岐点が残されているのだろう。しかし何度繰り返しても、「幸福」に生きられる道は選べないのだろう。もう出口は見つからないかもしれないわ。思って、さっぱりと笑う。わたしはどうやら、深い森のなかに吸い込まれたがっている。2021/05/06

SaTa

10
一度ならず心の内を彷徨うことがある。今とは異なる人生を想うのは、生き方を選ぶ余裕があったということではない。短い命だった可能性もある。この世に存在しなかったかもしれない。そんな不条理も含めてのパラレルワールドだった。ある日突然道が一本それたのか、実は歩き始めた時から微妙なズレが生じていたのか。別の人生を描き、後悔を感じてきた人も多いはずだ。何とか今と向き合い、折り合いをつけて自身の幸福を思う。それでもなおどこまでも続くのがこの森の深さなのだと、他人の森を覗き見て知る。細かな仕掛けも読んでいて楽しいです。2021/02/11

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