レモンの図書室

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レモンの図書室

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092906198
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

読書好きの少女たちの友情と家族の物語

ママが死んでしまってから、パパと二人で暮らしているカリプソ。
カリプソは、本が大好き。
いつも一人でいるカリプソにとって、本はたったひとつの心のよりどころだった。本が頭の中につくってくれる安らぎの場所、魔法や、無人島や謎に満ちた世界が、カリプソは好きだった。

「強い心を持たなくてはいけない」
パパはそう言うから。
「わたしはだいじょうぶ」
何があっても、カリプソは、自分にそう言い聞かせる。
そんなカリプソの心を開いたのは?

本は、勇気づけてくれるし、世界を広げてくれる。友だちにだってなれるかもしれない。
でも、本だけでは、心は満たされない。
家族の再生の物語。




【編集担当からのおすすめ情報】
同じ本が好きっていうことだけで、すごく親近感を感じてしまうってことは、大人でもあります。主人公の少女と親友が、本をきっかけに出会い友情を深めていく様子が、とてもステキに描かれています。物語の中に、たくさんの本の話が出てきますが、巻末に、読書ガイドが簡単にのっていますので、ぜひ参考にしてください。

ジョー・コットリル[ジョー コットリル]
著・文・その他

杉田 七重[スギタ ナナエ]
翻訳

内容説明

カリプソは、本が大好き。いつもひとりでいるカリプソにとって、本はたったひとつの心のよりどころだった。「わたしはだいじょうぶ」何があっても、カリプソは、自分に言い聞かせる。そんなカリプソの心を開いたのは?

著者等紹介

コットリル,ジョー[コットリル,ジョー] [Cotterill,Jo]
俳優、音楽家、教師、新聞売りなど様々な職種を経験したのち、イングランド南部のオックスフォードシャー州にて専業作家として暮らしている。あらゆる世代の読者に向けて作品を発表し、これまでに二十冊以上の著作を出版。カーネギー賞にノミネートされたほか、UKLA図書賞、オックスフォードシャー図書賞など、数々の賞のリストにあがっている

杉田七重[スギタナナエ]
英米の児童文学やヤングアダルト小説を中心に幅広い分野の作品を訳す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

94
母の死から心を閉ざした父と、本だけが友という娘。人と関わることの楽しさを知った娘は、初めて父の病んだ心に気づく。現実の「ヤングケアラー」はもっともっと大変だろうけど、こういう問題があるということを知るきっかけとして良い本だと思う。「レモンの図書室」が意味するものには驚いた。2019/07/15

帽子を編みます

69
ヤングケアラー(むしろ毒親)の問題を取り上げた本です。読書好きな孤独な少女が同じく読書好きな少女と出会い友情を育むという筋がなければ、主人公カリプソの状況がつらくて読み進められなかったです。父親のひどい仕打ちに怒りが湧きますが、でも彼も突然愛する妻を失った悲しみに心を閉ざしてしまったのです。カリプソが自分の家のつらい状況を他人には説明出来なかったところわかります。子どもにとって家庭が頼るすべてなのです。激しい痛みはあったけれどカリプソと父親が他者の助けを借りて新しい一歩を踏み出せたのは良かったです。2022/09/25

はる

60
10歳の少女カリプソは本が大好き。5年前に母親を亡くしてから父親と二人暮らしだが、いまだにその悲しみから抜け出せていない。そんな時、クラスに転校生の少女がやってくると二人はすぐに親友に。一方、悲しさから少しずつ壊れていく父親。娘に迷惑をかけていることに気付いていない。この父が本当にダメ…。それでも父親を介護するカリプソが健気過ぎて…親友のメイがいて本当に良かった。ラストはハッピーエンドのような描写だが、どうなんだろう…。2020/06/18

☆よいこ

55
「自分のいちばんの友だちは自分なんだ」といい、人をたよるようじなだめ、ひとりでも大丈夫なようになりなさいとパパは言う。カリプソは本が大好きでいつもひとりの世界で過ごしていた少女。ママは病気で死んでパパは仕事にかかりきり。だけど、ある日転校生のメイが声をかけてきた。カリプソと同じように本が大好きで明るいメイは友情を深めていく。▽病気や障害を持った家族の介護をする若者(ヤングケアラー)についての本は初めて読んだ。これから割と出てくる問題だろうと思う。巻末に[カリプソの読書案内]あり。古典から最新の本もある。2018/06/04

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

51
タイトルがレモンの図書室だったので、爽やかなお話かと思ったら、ヤングケアラーについての物語でした。福祉の介入があり、主人公10歳のカリプソの親友家族と触れ合う事で、少しずつ再生していこうとするラストに少しホッとしました。欧米ではレモンを「欠陥品」「困難」の意味もあるそう。読み終わってから、タイトルに納得。自分の人生は自分だけのもの。子供は子供らしくふるまえる環境は大切ですね。児童書ですが読み応えがありました。2021/02/28

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