出版社内容情報
世界が注目した“もし”の物語
もし何かが違ったら、もしサッカーボールが塀の向こうへいってなかったら。もし、もし、もし・・・・・・。「もし」ってやつは、星みたいに無限なんだ。
「頭が悪い」とレッテルを貼られた少年スタンディッシュ。隣に引っ越してきた少年ヘクターは、あっという間にスタンディッシュの心をとらえ親友になる。彼らのまわりでは何かとてつもないことがおこっているようだった。そして、ある日、突然ヘクタ-がいなくなってしまう・・・・・・。
これは、壮大な「もし」の物語。
歴史的大偉業が、もしうそだったなら・・・・・・・。
イギリスの児童文学作家サリー・ガードナーは、これまでも多くの文学賞を受賞しています。この『マザーランドの月』は、23カ国語で翻訳出版され、2013年に、イギリスの最も権威ある児童文学賞といわれるカーネギー賞を受賞、その後、コスタ賞、マイケル・L・プリンツ賞、イタリアのアンデルセン賞、フランス文学賞など、世界各国の文学賞を受賞した注目作品です。また、全米図書YA部門、パブリッシャーズ・ウィークリー、ウォール・ストリート・ジャーナルなど、いろいろなベストブックにも選ばれています。
【編集担当からのおすすめ情報】
一見、未来小説のような不思議な空気感をもつ物語ですが、実は1965年が舞台です。実際にあった出来事をベースに、もしその歴史的事実が違っていたら……と、SFチックに描いている点が、「斬新で圧倒的なパワーのある歴史改変SFだ」と評されてもいます。
若者たちに広く人気のあるマンガ家、五十嵐大介さんに装画を描き下ろしていただきました。
サリー・ガードナー[サリー ガードナー]
著・文・その他
三辺 律子[サンベ リツコ]
翻訳
内容説明
もしなにかがちがったら、とおれは考える。もし、もしサッカーボールが塀の向こうへいってなかったら。もしヘクターがそれを探しにいかなければ。もし、もし、もし、もし彼が恐ろしい秘密をだれかにうちあけていれば。もし…スタンディッシュとヘクターの悲痛なまでも美しい物語。2013年カーネギー賞受賞/コスタ賞/マイケルL.プリンツ賞受賞/イタリア・アンデルセン賞受賞/フランス文学賞受賞。パブリッシャーズ・ウィークリーのベストブック、ウォール・ストリート・ジャーナルのベストブック、全米図書YA部門ベストフィクション。
著者等紹介
ガードナー,サリー[ガードナー,サリー] [Gardner,Sally]
イギリスのバーミンガムに生まれる。難読症だったが、14歳の時に克服、1993年に作家としてデビュー。『マザーランドの月』で、2013年カーネギー賞ほか受賞多数
三辺律子[サンベリツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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