内容説明
人気作家のゴードン・エッジレイが、莫大な財産を遺して謎の死を遂げる。遺産の相続人となった姪のステファニーは葬儀の席でゴードンの友人を名乗る怪しげな男に出会う。男はスカルダガリーという名前の私立探偵で、骸骨の姿をしていた。一方、地下に広がる魔術師の世界では壮絶な戦いが繰り広げられていた。強大な力を誇るサーパインが、大昔からの休戦協定を破り世界制覇をもくろんでいた。スカルダガリーとステファニーは、サーパインが次々送りこむモンスターと戦いながら、ゴードンの死に関する極秘調査を開始する。全世界注目の異色ファンタジー。
著者等紹介
ランディ,デレク[ランディ,デレク][Landy,Derek]
アイルランドの首都、ダブリン近郊に在住。『スカルダガリー1』が初の小説。過去には“ゾンビー”や“切り裂き魔”の映画で脚本を担当するなど、根っからのスリラー愛好家である。空手の黒帯を持ち、これまでに数多くの子供たちに護身術を教えてきた
駒沢敏器[コマザワトシキ]
1961年東京生まれ。作家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あつぼう
2
ステファニーというキャラは怖さよりも好奇心が上回るタイプで、少し向こう見ずなところもあるけど、その危なっかしさが読んでいてハラハラさせます。彼女を支える他の登場人物も個性的で若き女性戦士のタニスや顔中に深い傷を残すガストリー、男を操る美貌を持つ魔女チャイナなど一癖も二癖もある人物ばかりです。襲いかかってくる魔物も個性的で紙人間や切り裂き人など今までのファンタジーには登場しないような恐ろしさを持ってました。秘宝を探すというアドベンチャー的な要素もあって楽しめました。2008/12/09
蒼姫
0
中1の主人公と骸骨の探偵という組み合わせが新鮮! スカルダガリーはユニークでgood! ステファニーは少し短気だけど、『サムライガール』みたいにイライラするような感じがないので、まだマシだ。← 【図書館】
ドラン3世
0
骸骨で探偵で魔法使いのスカルダガリーと好奇心旺盛で頑固な少女、ステファニー。恐ろしい敵に立ち向かいながら、2人は信頼し合う!王道ですが楽しい作品でした。2人を支える不気味な仲間たちは個性派揃い、敵だって強そうですよー。見た事もないのに容易く想像できる登場人物たちを動かしながら、私も魔法世界に入り込んでしまいました。2012/05/27
柑露
0
序盤読んでる内はまさかそうなるとは思ってなかった。しかしスカルダガリーはいつも格好良い。ステファニーはそれなりに年相応な考え方だったと思う。小生意気な感じが可愛らしい。もはや探偵じゃないよね、と言いたくなるのは堪えきれない…あれはジョークなのか?2010/03/04
コウヤ
0
おもしろかったです。でもなんかありきたり。