内容説明
冬至の晩、北極の氷の下に栄えていたエルフ王国は、魔女マグダの攻撃に遭って一夜にして滅びてしまう。妖精の子であるニコライはひとり生き残り、人間の世界へと逃れる。若き日のサンタクロースの活躍を描いたロマンチック冒険ファンタジー。
著者等紹介
ダニエル=レイビー,ルーシー[ダニエルレイビー,ルーシー][Daniel Raby,Lucy]
1958年イギリス生まれ。5歳から書き始め、8歳のころに書いたキリスト誕生詩劇は、しばらくの間、保育園で演じられたという。ロンドン大学で英文学を専攻し、卒業後、複数の新聞社に勤めた後、コピーライターやジャーナリストを経て子供向けテレビ番組の製作に関わる。『ヤング・サンタクロース』は著者にとって初めての小説。現在はロンドンの郊外に住んでいる
桜内篤子[サクラウチアツコ]
1947年東京生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学卒業後、編集者を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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七色一味
35
読破。ネタバレありかも。サンタクロースってどんな人? という疑問から生まれた物語です。う~む、こう言う設定のサンタクロースってのも、ありなのかな、ちょっと個人的にはそぐわないというか…。この物語の肝は、サンタクロースは子供心の象徴であるということか。大人になるに従って(本人は思ってもいないのかもしれないけれど)失われていってしまう無邪気さ、そんな灰色のような心になっちゃ駄目だよ、と言っているようです。そうか、『モモ』だね。挿絵がかなり残念です><2013/12/23
Mazza
1
挿絵が、、、、日本の方でチョット残念。2013/01/30