出版社内容情報
ネズミにつかまって働かされるマルハナバチ、いたずらものの影法師、子豚を売りに行ったデッコン少年、鳥かごにとじこめられた妖精、びっくり箱じいさん……。なんとなんと素敵なお話なのでしょうか。このお話集の6話は、今から60年も前にイギリスの作家のアリソン・アトリーという女性が書いたものです。イギリスの子どもたちがぼろぼろになるまで読んでいた本が、初めて日本で訳されたのが、この『月あかりのおはなし集』なのです。こだまともこさんの優しい翻訳に、海外で活躍しているいたやさとし氏のイラストがたっぷりついています。アトリーは、本当にファンタジーの紡ぎ手ですね。
アリソン・アトリー[アリソンアトリー]
著・文・その他
こだま ともこ[コダマ トモコ]
著・文・その他
いたや さとし[イタヤ サトシ]
イラスト
内容説明
おじいさんやおばあさんが子どもだったころ、ようせいやばけものは、わたしたちのすぐ近くにいたんですよ。「うそ!」ですって?だったらこのおはなし、よんでごらんなさい。ゾクッ!とふしぎなアトリーの魔法の世界がいまよみがえる、名作6編。
著者等紹介
アトリー,アリソン[アトリー,アリソン][Uttley,Alison]
1884‐1976。イギリスの作家。ダービシャーの農家に生まれ、マンチェスター大学とケンブリッジ大学で物理学を学んだ後、理科の教師になる。1920年代に雑誌に執筆をはじめ、1929年に「リトル・グレイ・ラビット」シリーズを出版。91歳で亡くなるまで、90冊もの子どもの本を書いた
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学卒業。文化出版局勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる
いたやさとし[イタヤサトシ]
埼玉県在住。1999年・2002年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のこ
花林糖
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
はなびや
mayuri(Toli)
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