出版社内容情報
勇敢な騎士への道を歩んでいたランドル少年は、自らに備わる魔法の才能に気づき、故郷から遠く離れた魔法の学校に入学する。そこで学ぶ「サークル・オブ・マジック」とは。そして彼の前には意外な敵が立ちはだかるのだった。
日本にもファンタジーを受け入れる土壌が確実に育ってきていることは、『ダレン・シャン』、『ハリー・ポッター』の成功を待つまでもありません。本書『サークル・オブ・マジック』は、それらに先んじる1990年に発表された先駆的な作品で、主人公が魔法の学校に入学し、困難を乗り越えながら魔法使いとしての修行を積み、故国を救うに至るまでのビルトゥングス・ロマン(成長物語)でもあります。おそらく『ハリー・ポッター』の作者の頭の中にもこの作品があったのではないかと思われるほど、類似点が少なからず認められます。スピーディーかつ意想外のストーリー展開は、読む者を物語の世界に知らず知らずのうちに引き込みます。少年少女から大人に至るまで、幅広い年齢層に訴求する作品です。
内容説明
騎士の修行に励む12歳のランドル少年は、ある日訪ねてきたマードックの魔法に魅せられ魔法使いになろうと決心。故郷から遠く離れた魔法学校「スコラ・ソーサリエ」に入学する。そこで学ぶ「サークル・オブ・マジック」とは?
著者等紹介
ドイル,デブラ[ドイル,デブラ][Doyle,Debra]
1952年フロリダ生まれ。テキサス、アーカンソーの大学を経て、ペンシルヴァニア大学で英文学博士号取得(古典詩)。海軍将校だったジェイムズ・D.マクドナルドと結婚し、以後、共著の形で児童・ヤングアダルト向け小説、一般向け小説をつぎつぎに発表している。ジャンルはファンタジーを中心に、SF、ホラーと幅広い
マクドナルド,ジェイムズ・D.[マクドナルド,ジェイムズD.][Macdonald,James D.]
1954年ニューヨーク生まれ。ロチェスター大学で中世史を学んだあと海軍に入り、世界をまわる。フィラデルフィアでデブラと知り合い、結婚。以後、共著者として活躍。現在ニューハンプシャー州コウルブルクで、妻デブラとこどもたち、猫数匹とともに十九世紀風の家に暮らしている
武者圭子[ムシャケイコ]
静岡県生まれ、翻訳家
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感想・レビュー
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Te Quitor
TERu☆
星落秋風五丈原
言音 / 放置気味…。
こめっこ