内容説明
だれにも見えないものが見える、不思議な力をもつ少女ジュリー。トラクターの大事故から父さんの命をすくったのは、ジュリーの不思議な力だった。あの日から、ジュリーは大きな不安をかかえながらじっとしずかにくらしてきた。自分の力をわすれようとして…。そしてまた、クリスマスの日、なにかが動きだす。
著者等紹介
テイラー,コーラ[テイラー,コーラ][Taylor,Cora]
1936年カナダ生まれ。子ども時代を農場ですごし、想像力をはぐくむ。その後、秘書や教師や編集者の仕事を経て、雑誌原稿や短編小説を書くようになる。50歳で書いた最初の長編作品『ジュリー』でカナダ最高の児童文学賞受賞。その後、次々に作品を発表している。現在アルバータ州エドモントン在住
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て現在は翻訳家ならびに玉川大学英米文学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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TAKA
2
前作の続きの話で、上下巻と言ってもいいほど。カナダの自然が描かれるあたりは、昔の海外児童文学を読むようで懐かしい気がした。 人とは違く感覚を持っていることを、理解する人の存在が大切なんだなと、改めて思った。★42013/01/07
しき
2
家族、兄弟の絆の強さ、暖かさに感動。よかった2008/02/25
いよの缶詰め
1
続編。能力を理解してくれる家族や先生の協力も大きい。だけどこれは秘密として、胸の内にとどめていよう。何時の間にか物語に引き込まれてしまっていた。ジュリーパワー、恐るべし…。ノンストレスで一気に読んでしまいました。ニックのその後とかどうなったのだろうと、気になってしまった。2020/11/09
なつめっこ
1
前作ではジュリーの事どう思ってるのかよくわからなかったお父さんが、実は理解者で見守ってくれてるってわかってよかった。。2011/02/13
tatte
0
図書館。2016/08/19
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