新しい「幸福」への12章―経済と人生哲学の接点から (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907440114
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0030

内容説明

なぜ幸せが実感できないのか?日本人は、どうすれば幸せになれるのか?豊かなニッポンが抱える本質的な問題と、日本人の心の不安の深層を、経済・哲学の両面から探り、次なる価値観と幸福を実感する処方箋を鮮やかに提示した1988年刊行の著者の代表作!巻末に「自作を語る」を収録。

目次

第1章 「経済的向上心」という聖域の終焉―新しい幸福の創造に向けて
第2章 「知的生産の時代」への行動―繁栄の中の不安は行動不足の反映
第3章 国に囚縛された時間からの解放―「人間尊重経済」のすすめ
第4章 土地神話という「迷信」―土地への知識不足で幸福になれない日本人
第5章 「心の自由」を取り戻そう―会社人間はこれから不幸のほうが増大
第6章 不幸を呼ぶ「三種の神器」―弱者、被害者、不器用の演出が生む不幸
第7章 努力万能論とプッツン症候群―ビジネスマン型人生態度の行きすぎが招く不幸
第8章 「第三の人生態度」への大転換期―新しい幸福を日本列島に倍増させるヒント
第9章 豊かさを幸せに転換するには―国家の根本的性格に間違いがある
第10章 米ソの融和と「日本の幸福」―日本が考える理想の世界像を述べよ
これからのサラリーマン武士的美学―昔サラリーマンは立身出世の道、今は暴落
「老後の7つの不幸」への対策―輪郭のないヒューマニズムが幸福を阻む元凶
自作を語る―『新しい「幸福」への12章』再発刊にあたって

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。本書執筆当時は社団法人ソフト化経済センター専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きぶんてんかん

1
最初に刊行されたのは1987年、今から27年も前だというが、地価に関すること以外は今でも古びてない。すごい。2014/01/03

とらのすけ

0
「経済と人生哲学の接点から」という言葉通り、現代日本人にとっての幸福はどうやれば得ることができるのか、政治経済等の面からアプローチして、掘り下げ考察した本。幸福感という、日本人が今最も求めていると思われるものは、何に阻まれて実現出来ないでいるのか、具体的な話も多く盛り込んで示していると思う。2013/11/19

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