出版社内容情報
ボスニア・ヘルツェゴビナの子どもたちが絵でつづる平和への祈り
ボスニア・ヘルツェゴビナは、かつては30以上の民族から成るユーゴスラビア社会主義連邦共和国の一部でした。しかし、1992年に独立を宣言してから、どの民族がこの国を治めるかで内戦が起こりました。内戦は3年半後に、やっと終わりました。けれども、苦しみは終わりませんでした。内戦が終わって7年たった今でも、地雷で傷つく子どもたちがあとを絶ちません。ボスニア全土には75? 万個の地雷が残っていて、これらをすべて取りのぞくには10年以上かかるといわれています。この絵本は、ボスニアの子どもたちが描いた絵を中心に、現地取材も加えて作られました。売上の一部は、日本赤十字社を通じて世界中の地雷に苦しむ子どもたちに贈られます。
こやま 峰子[コヤマ ミネコ]
著・文・その他
内容説明
戦争が終わっても地雷は消えない。ボスニア・ヘルツェゴビナの子どもたちが絵でつづる平和への祈り。
目次
1 戦争が始まった
2 地雷にかこまれて
3 地雷が爆発する
4 けがをした友だち
5 地雷に気をつけて
6 平和への祈り