出版社内容情報
森の王さまライオンの楽しいお話。
ビクビク森のライオンは、風が吹く音にもブルブルふるえる弱虫です。ある日、トラと決闘することに……。さあ、どうしよう〜。
きむら ゆういち[キムラ ユウイチ]
著・文・その他
中谷 靖彦[ナカヤ ヤスヒコ]
イラスト
内容説明
ビクビク森のライオンは、ものすごくよわ虫で、ゴキブリを見ただけでふるえあがるほどです。ある日、森のみんなにけしかけられてトラとたたかうことになりました。さあ、どうしよう~。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょうき
14
図書館本。読み終えてわかる、タイトルの意味。たてがみが全部抜けてしまって、というくだりは絵も含めて面白いし、ストーリーも、堂々としていれば本質も変わってくるという含蓄ある気がする。小学二年生の息子も、面白かったと話していた。すぐ読み終えられるボリュームなのも、読みやすくていいと思う。2023/10/15
おはなし会 芽ぶっく
10
主人公のライオンはとても臆病。森の王さまとして威厳を保つため色々考えてますが、ゆっくりとガニまたで歩くとか、難しい考え事をしているような振りをするとか(笑)ある晩、洗濯物のシャツをオバケと勘違いし、ショックで自慢のたてがみが全部抜け落ちてしまいました。ライオンは必死でたてがみをテープやのりで頭につけます。そんな時、森に一匹のトラがやって来て、ライオンに力試しを挑んできました。他の動物たちの手前、逃げるわけにもいかず、カツラ頭のライオンはトラの待つ場所に向かいますが…。 2020/03/23
刹那
10
次男読み1年と10ヶ月と17日目♪児童書です♡黙読で、黙々と読めました♡2014/11/17
Midori Matsuoka
5
ライオン、愛らしい。 ライオンらしく強く振る舞おうと頑張るライオン。ホントは気弱でびくびくしてる。 ある日こわい思いをしたライオンは強さの象徴でもあるたてがみが抜け落ちてしまう。取り繕うライオン、テープでペタペタ止めてる様子が笑いを誘う。 そんなライオンにトラが挑んでくる。さて、ライオンはどうする!? 見た目と中身は必ずしも一致しない。でも端から見られているイメージに自分がとらわれてることはよくあること。自分らしさももちろん大事。でもイメージに近づいていく、というのも時には良いのかも、と思わせられるお話。2020/02/21
kenbo
3
はをくいしばってる顔がかっこよかったからその絵がとてもすきになった。2009/06/19