出版社内容情報
ヒロシマとイタリアをつなぐ<記憶>の旅
わたしには名前が三つある。
光・S・エレオノーラ。
エレオノーラは、イタリア語で光という意味。
Sは何かって?
ちょっと大げさな名前だからないしょにしてる。
2011年震災後、少女エリーは親戚のいるイタリアに少しの間避難する。おいしいものと温かい人たちに迎えられ人心地つくが、思いもよらない歴史に触れ、エリーの名前のSに込められた本当の意味を知ることになる。
戦争を乗り越えて生きてきた人々の“希望”を描く、ヒロシマとイタリアをつなぐ物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
ヒロシマを描き続けてきた作者が、震災後、どうしても書きたかったという渾身の物語。
内容説明
イタリアとヒロシマをつなぐ“記憶”の旅。震災後、母の生まれ育ったイタリアへ旅だった少女、光。そこで、今まで考えたこともなかった真実を知ることになる。
著者等紹介
朽木祥[クツキショウ]
広島出身。被爆2世。デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞受賞。その後『彼岸花はきつねのかんざし』(学研)で日本児童文芸家協会賞受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞受賞。『あひるの手紙』(校成出版社)で日本児童文学者協会賞受賞。近年では、『光のうつしえ』が英訳刊行され、アメリカでベストブックス2021に選定されるなど、海外での評価も高まっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
けんとまん1007
ぶんこ
しゃが
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