スネークダンス

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スネークダンス

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092893160
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

芸術と出会う喜びと挑戦を描く青春小説

芸術の都ローマで生まれ育った圭人は、古い町並みをスケッチするのが好きだった。父親が亡くなったことを機に母と日本に帰国する。
住みなれた土地を離れて引っ越してきた東京でも、スケッチしながら歩いていると、忍者のような姿の人が、スプレー缶を持ちダイナミックに落書きしている。

なんだこれ?! すごいな。

芸術と出会う喜びと挑戦を描く青春小説。


【編集担当からのおすすめ情報】
イタリアの建築物やアートが少年目線でたくさん語られるところも、読みどころとなっている。天才ではない普通の少年が、何を感じ、何を見つけていくのか・・・。
イタリア在住の作者ならではの読みごたえのある物語です。

内容説明

芸術の都ローマで生まれ育ったアンリは、古い町並みをスケッチするのが好きだった。住みなれた土地を離れて引っ越してきた東京でも、スケッチしながら歩いていると、忍者のような姿の人が、スプレー缶を持ちダイナミックに落書きしている。なんだこれ?!すごいな。町をスケッチする少年と路上グラフィティする少女が化学変化した!

著者等紹介

佐藤まどか[サトウマドカ]
東京都出身。1987年よりイタリア在住。第22回ニッサン童話と絵本のグランプリで童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)でデビュー。『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(講談社)で第28回うつのみやこども賞、『一〇五度』で第64回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書、児童福祉文化財特別推薦作、『アドリブ』で第60回日本児童文学者協会賞と第6回児童ペン賞小説賞をダブル受賞(以上あすなろ書房)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マツユキ

20
生まれ育ったローマを離れ、両親の故郷である日本で暮らし始めた圭人は、落書き犯と遭遇し…。ローマの建築物、芸術に、うっとり。それに比べて日本は…なんですが、日本にも歴史ある建物があるし、技術も凄い。その点も面白かったし、少年たちがぶつかりながらも、意気投合し、前へ進んでいくのが、爽やか。外国人差別、犯行と抗議、アーティストは職業か?と、興味深く読みました。タイトル、そういう意味だったのね。2022/06/03

ふう

16
夢を追わず、ふつうに暮らしていきたいと思っていた主人公が、破天荒な同級生と出会うことで心をゆさぶられていく展開に、引き込まれて最後まで駆け抜けるように読みました。建築や美術に興味のある子におすすめなのはもちろん、今までなじみがなくても興味を持つきっかけになりそうです。2022/06/09

雪丸 風人

11
ローマで生まれ育った日本人少年が主人公。父の急死で東京の下町で暮らすことになった彼が、取り壊される建物にプロ顔負けの落書きをしてまわる少女と出会い、その才能に惹かれていきます。はじめは危ないやつに関わりたくないと思っていた少年の変わりようが面白いですね。自分を見失いかけていた彼が,将来の夢を見つけ出し、前向きになれるところも良かった!芸術や建築技術、それに海外生活のウラ・オモテなどのためになる小ネタが多い作品でもありました。表紙とタイトルで完全にダンス本と誤解してましたよ。(対象年齢は12歳半以上かな?)2022/04/15

joyjoy

9
「ゆれないのではなく、むしろ積極的にゆれる。/ゆらゆらとゆれつつ、ゆれを少しずつ吸収し、バランスをとって倒れない。」 「和とは『調和』のこと。…和を構成するそれぞれの要素は、独立して、たがいにいい具合の距離感を保ち、刺激し合いながら共存していく…。/この、つかずはなれずの間合いの『離』を保つことが、『和』の前提…。」こういう、いろんなことに応用できそうな言葉に出会うと、とてもワクワクする。 圭人の祖父母、歩の祖母が、地味にいい役割を果たしていて、親とはまたちがう、祖父母の存在ってありがたいな、と感じた。2023/05/19

鳩羽

8
ローマで暮らしていた圭人は、父がひき逃げ事故で亡くなったために、母と日本に帰国する。生まれ故郷や友人と離れた悲しみを心中深く持ちながら、趣味のスケッチをすることで、日本の古い街並みにも味わいを感じるようになる圭人。そんなとき出会ったのは、反発行為としてグラフィティを行う歩だった。…肉親の死や、住む環境を変えることの不安、新しい友人との出会いを丁寧に描き、圭人へ共感もできて、素直な気持ちで読めた。アートと仕事、社会に与える影響など、期待しないことや個を主張しないことなどがかえって現代的にも思えた。2022/06/01

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