出版社内容情報
自伝的物語でもある開拓農民を描く「大草原の小さな家」シリーズの偉大な女性作家。
ローラを乗せた幌馬車は西部の大草原へ。そこに待っていたのは、家も家具も自分の手で作り上げる、自由と独立の開拓生活…。世界中で愛された大ベストセラー「インガルス物語」の作者ローラのパイオニア魂溢れる生涯
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
66
図書館本。 すまない…!先住民の太鼓の音で探偵ナイトスクープでやっていたハゲ芸を思い出してしまった。後はお祭りの神楽とかも…。別の書籍で知ったことだが、西洋人って結構ビビリだなぁ。それよりイナゴの大群と借金地獄のほうが怖い。2023/03/26
糜竺(びじく)
34
自分自身が子供の頃、NHKで「大草原の小さな家」というテレビドラマが再放送してたのを、時々観た事を覚えています。元はアメリカで放送した作品ですが、感動する内容で名作だったのを覚えています。このドラマの原作の著者であり、主人公と同一同名のローラ·インガルスの伝記マンガです。読んでいて、開拓時代のアメリカを垣間見る事が出来ました。現代人の私としては、開拓民のたくましい生き様はすごいなと、強く感じました。いつの時代であっても、状況が難しくてもメゲない姿を見る時、自分自身、勇気が得られた気がしました。2018/09/25
Eri
7
娘小3図書館。 ドラマ版よりもあっさりとした印象。ローラよりもメアリー贔屓なので、そう思ってしまうのかも。ドラマ版は、弟の死の回が泣けるんですよ…… そして、解説がとても良かったです。開拓者と避けては通れない先住民の話にきちんと触れられていて、この本を遠ざけるだけでは差別の解消にならないという言葉も紹介されている。なんでも、平らに(見えるように)するだけではなく、過去にあったことはきちんと考えていくことの大切さが伝わるといいと思いました。2021/11/25
深田水松
7
作家ローラ・インガルスの一生についての伝記漫画です。これを読んだ後に彼女の小説を読むと理解が深まります。
スゲ子
6
「開拓者にとって行く方向は西だけ。東に行くのはもどるといって、いちばんつらいことなんだよ」そうなんだ!知らなかったよ父さん!せっかく家を建て畑を開墾しても、土地を巡るイザコザとかバッタの大群とか、あと父さんの「西部への憧れ」とかでなかなか定住できない一家。なかでも先住民と戦争寸前になって、彼らを追い出してまで住んだ土地をアッサリ手放したのは、そんなぁ!ちょっと父さん!と思いました。「解説」がそんなモヤモヤを補完する内容ですごく良かった。いろんな視点から見る「小さな家」の物語。2021/01/04
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