出版社内容情報
春の花々にまつわる世界の神話や伝説15話。
日本をはじめ、ヨーロッパや中国など世界各地に伝わる花の神話や伝説を、春夏秋冬の季節ごとに集めたシリーズ。「春」では、サクラやチューリップ、タンポポなど春に咲く花々の楽しいお話18話を紹介します。
内容説明
野山にさきみだれる色とりどりの花たち。その姿は愛らしく、人の心をうつ。小さな花にまつわる神話や伝説が、世界のいろいろな国で、さまざまな民族に、古くから語りつがれてきた。この本では、世界中の民話や神話から、花にまつわる物語を集めて紹介する。
目次
サクラソウ―宝の城を開くカギ(ドイツ伝説)
チューリップ―三つの愛の花(オランダ伝説)
スミレ―三月のおくりもの(ヨーロッパ伝説)
サクラ―コノハナサクヤヒメ(日本神話)
スズラン―妖精たちのカップ(フランス伝説)
ウメ―かおりはかくせない(日本昔話)
ワスレナグサ―わたしを忘れないで!(ドイツ伝説)
ニオイアラセイトウ―詩人のしるしになった花(スコットランド伝説)
ハハコグサ―音吉とお母さん(日本昔話)
アネモネ―女神とアドニス(ギリシア神話)
ヒヤシンス―アポロンとヒアキュントス(ギリシア神話)
タンポポ―消えた女の子(ヨーロッパ伝説)
バラのとげ―ミツバチのしかえし(ギリシア神話)
モモ―降参の白い花(中国伝説)
パンジー天使の兄弟(ヨーロッパ昔話)
著者等紹介
立原えりか[タチハラエリカ]
東京生まれのてんびん座。O型。童話作家。童話集「人魚のくつ」でデビュー。最新作は「天人の橋」「天女のあかり」他。ジャスミン、ユリ、クチナシなど、香りのある花が好き。最近見つけたのはチュベローズだが、フラワーショップで売られているものはなぜか香りが薄い。南国で手にいれた花はどれも香りが高いのは気候のせいだろうか。北国の花は色も香りもつつましやかなのだとこの頃思う
もとなおこ[モトナオコ]
大阪生まれのかに座。A型。連載コミックや本のさし絵などで活躍。単行本に「思い出の香茶」「レディーヴィクトリアン」「悠かなり愛し夢幻」など。英国のカントリーサイドとアンティークが好き。ヴィクトリア時代が舞台のミステリーを読むのが趣味。バラの花が好きで、バラもようの小物を集めている
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感想・レビュー
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アヤ姉
小高まあな
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