出版社内容情報
有名なおりひめ・ひこぼしの七夕の物語など、夏と星と星座の物語15話を収録。
夏の星と星座に座まつわる神話や伝説15話を紹介。代表的な「織姫・彦星」のお話の中国版・日本版や、有名なギリシャ神話「悲しきオルフェウス」など、世界各国の楽しいお話を幅広く収録しています。
内容説明
星や星座にまつわる神話や伝説は、世界のどこの国でも、どんな民族にも、古くから語り伝えられてきました。この本は、そんな世界中の星ものがたりを、春夏秋冬の星座の季節に分けて集めた本です。おなじみのお話だけでなく、この本で初めて紹介されるお話もあります。どのお話もみんなおもしろく、夜空にかがやく星のように、あなたの胸の中で、いつまでもきらきらと光ってくれることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
5
七夕の織姫様と彦星様のお話は日本だけでも130もの変型判のお話が伝わっているなんてびっくり!七夕の日が雨だと2人は会えないから晴れることを一生懸命祈ったりてるてる坊主を作ったことを思い出したり。でも、ところによると雨が降っても、2人をかわいそうに思ってカササギやカラスが集まって、2人の間に橋を作ってくれるというお話もあるとか。切ない2人がせめてその日だけでも一緒にいてほしいから、こんなパターンがあるなんてすごくうれしい!ハリーポッターやワンピース、いろんなお話の元になる神話たちに出逢えるのもうれしい♡2013/07/25
Eri
1
娘小3図書館。 七夕のお話でも国によっていろいろなお話になっているところが面白いです。 ギリシャ神話も、もっと知ってみたいな。2021/08/12
けめこ
0
児童書紹介の課題で借りて、そのまま返してしまうのはもったいなくて通読。ギリシア、中国がメインになりがちな星座物語だけど、ここにはインディアン、ニュージーランド、タヒチ、アイヌの物語も入ってる。当たり前だけど、どこの国の人も空を見上げて物語を紡いでたんだなぁ、ということがわかる。こういう、有名どころではない地域の物語、もっと読みたい。2016/07/07
2020neko
0
☆☆☆☆★4/学図。季節の本(ほし)&7月のおすすめで紹介。中学年~2009/07/19