出版社内容情報
若返りのりんご（ギリシア）、ひよこ星（タイ）など星空が一番美しい冬のお話16編。
おうし座、オリオン座、ふたご座など、冬の星座にまつわる世界の神話・伝説１６話を紹介する。「アルゴ号の冒険」「さそりにさされたオリオン」などのギリシア神話に加え、「すばるの教え」（インドネシア）、「若返りのりんご」（ゲルマン民族）、「熊を追いかけた犬」（極地エスキモー）など諸民族の伝説をできる限り多く載せるように努めた。人気まんが家のイラストも特色の一つとなっている。
内容説明
星や星座にまつわる神話や伝説は、世界のどこの国でも、どんな民族にも、古くからいい伝えられ、残ってきました。この本は、そんな世界中の星ものがたりを、星座によって春夏秋冬の季節に分けて集めた本です。おなじみのお話だけでなく、この本で初めてしょうかいされるお話もあります。
目次
冬の星空
エリダヌス座（天から落ちた少年）
おうし座（地中海をわたる白い牛；星になったヒヤデス；鳩になったむすめたち；熊を追いかけた犬；ひよこ星；すばるの教え）
オリオン座（さそりにさされたオリオン；天の習わしになじめなかった男）
アルゴ座（アルゴ号の冒険）
カペラ ぎょしゃ座（天地創造とゼウスを育てた牝山羊）
ふたご座（カストルとポルックス；若返りのりんご）
こいぬ座（鹿になった狩りの名人）
はと座（最後に生きのこった二人）
おおいぬ座（ケパロスとプロクリス）
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