出版社内容情報
日本の美しい言葉とすばらしい文化を、21世紀を担う子ども達に伝える本
昔話といわれるものが、なぜ何世代にも渡り、我々に伝えられてきたのか。その一番は、おもしろいからだと思います。そして、そのおもしろさの中に、隠された教訓が含まれていて、人生のなにかの折に役に立ってきたから語り伝えられたのだと思います。この本は、そういう本です。「もも太郎」「つるのおんがえし」「したきりすずめ」「しらゆきひめ」「はだかの王さま」などなど54話のおもしろくて、ためになるお話が収められています。さし絵も、宇野亜喜良、石倉欣二、伊勢英子、東逸子、田島征三などの一流画家が勢ぞろいし、子どもたちの空想力、想像力を手助けします。親子、家族の失われつつあるスキンシップをとりもどす、最適のお話絵本だと思います。
松谷 みよ子[マツタニ ミヨコ]
著・文・その他
日本民話の会[ニホンミンワノカイ]
著・文・その他
内容説明
日本と世界の昔話54話。CDには声優の話りによる3話を収録。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
1926年東京に生まれる。1956年より民話の採訪をはじめ、「龍の子太郎」(講談社)に結実する。この作品は、国際アンデルセン賞優良賞を受賞。その他「ちいさいモモちゃん」(講談社)で野間児童文芸賞、「あの世からの火」(偕成社)で小学館文学賞を受賞。日本民話の会運営委員、日本口承文芸学会会員、松谷みよ子民話研究室主宰
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