出版社内容情報
子どもの目線で描いた中受小説最終章!
一年間にわたる「二月の戦い」の総決算! 開成志望だった島津&上杉、JG志望の樹里&まるみ、鉄道好きの加藤、そしてこれまで描いてこなかったRクラスの山本佳苗、今川理衣沙にスポットをあて、彼女たちの受験を振り返るとともに、それぞれの未来への希望を描く最終巻。
【編集担当からのおすすめ情報】
中学受験を志した子どもたちの最後の1年間を描いてきた「二月の勝者」ノベライズも、この巻で最終刊となります。中学受験とは、子どもたちにとってどのようなものだったのか?
長い人生における通過点でしかないはずなのに、なぜここまで加熱していくのか?
原作漫画では描かれていない子どもたちの合格後についても、高瀬志帆先生に取材をして小説化いたしました。漫画と一緒にお楽しみください。
内容説明
「二月の戦い」の総決算。戦いの先に見えた光とは?開成志望だった島津&上杉、JG志望の樹里&まるみ、鉄道好きの加藤ら「桜花ゼミナール」の子どもたちは進学先を決め、「卒塾の会」に参加するため塾に集まっていた。塾に来るのはこれが最後。そこで黒木先生が子どもたちに伝えたかったこととは―?母の理想に振り回されて苦戦を強いられた今井理衣沙が最後に自分で下した結論とは?そして6年後、それぞれの道に進んだ子どもたちが再び塾にやってきて…。高学年から。