小学館ジュニア文庫
シャドウ・チルドレン〈1〉絶対に見つかってはいけない

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  • サイズ B40判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784092311442
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

出版社内容情報

舞台は3番目の子を産むことが禁じられたアメリカ。存在してはならない少年ルークは、同じ境遇の少女ジェンと出会い、シャドウ・チルドレンの秘密を知る。自由を奪われた子供たちが挑む人口警察との闘いの結末は…?

内容説明

アメリカのとある町。12歳の少年ルークは、両親、ふたりの兄とともに、森の中の家で静かに暮らしている。兄たちと違い、ルークは学校へ行くことも、友達と遊ぶこともできない。なぜなら、ルークは、存在してはいけない3番目の子供「シャドウ・チルドレン」だから。ある日、ルークは、隣に引っ越してきた家の窓に、その家には存在するはずのない人影を発見する。あれはいったい…?思いきって忍びこんだルークが廊下のつきあたりの部屋をのぞくと―。対象年令:高学年以上。アメリカ図書館協会が選んだ“本を読まない子どもにもおすすめ”の本。

著者等紹介

ハディックス,マーガレット・P.[ハディックス,マーガレットP.]
アメリカ・オハイオ州生まれ。児童文学作家。マイアミ大学卒業後、新聞記者やコミュニティ・カレッジでの講師、フリーライターなどの職業を経て、作家に。著書は40冊を超え、『シャドウ・チルドレン』シリーズは、イギリス、ドイツ、ブラジル、韓国、フランス、ポーランドでも発売されている

梅津かおり[ウメズカオリ]
山口県(周防大島)生まれ。翻訳者。早稲田大学法学部卒業後、東京都の公立中学校で英語教師として18年間勤務。この間、アメリカに渡り、児童文学を学ぶ。その後、育児休業中に勉強を始めた翻訳の道に進むことを決意して退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つき

9
政策で、2人以上の子どもを持つことを禁止された世界に、3人目として生まれた「違法な子」ルーク。格差が広がり、この国に暮らす人々は政府の思う通りにしか生きられない、苦しい世界だ。 何が嘘で、本当なのか。ルークの世界は変わるのか、今後が気になるところ。2018/10/06

こめっこ

7
児童書でフリガナもあるので、小学生高学年も読めそうです。読み出すと引き込まれるのでデストピアものが好きならオススメです。2021/01/04

コリエル

4
なんとディストピア小説ではないか。いるはずのない三番目の子供、みたいな見出しで買ったからホラーと勘違いしていた。人口抑制策によって公には存在を許されない少年ルーク。家族と食卓を囲むことすら許されない暮らしに不満を募らせていた時に、同じ境遇の少女ジェンと出会うことになる。彼女の勇敢だが無謀な行動が、家に押し込められていた彼の人生を大きく変える、という話。ある程度年をとった青年が主人公であることの多いジャンルなので、12才のルークが歪な世界に対し抱く不満や恐怖がシンプルで新鮮だった。続きが気になる。2018/07/04

ハルト

4
読了:○2018/04/24

みー

3
人口増加と飢饉によって、人口管理が徹底され、ひと家族子供は2人までとなった世界で、3番目の子として生を受けた主人公。 同じく3番目の子として隠れた生活を送っていた少女と出会い、自分の未来を思案していくが... 話のテンポもよく、読みやすい。 上巻は、衝撃の結末を迎え下巻へ続く形となっているが..今後、3番目の子たちはどうなっていくのだろう? 期待を持って下巻へGO!!2020/11/08

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