小学館ジュニアシネマ文庫 おかえり、はやぶさ―希望をのせた宇宙の翼

百瀬 しのぶ【著】/金子 ありさ【脚本】

小学館（2012/03発売）

• サイズ B40判／ページ数 199p／高さ 18cm
• 商品コード 9784092306240
• NDC分類 K913
• Cコード C8274

出版社内容情報

希望をのせて、もどっとこい！

1985年、地球のはるか彼方にある小惑星イトカワから宇宙の謎を解く星のかけらを拾うため、そのプロジェクトは動き出した。18年後、いくつもの夢と希望をのせて、一機の無人小惑星探査機が宇宙へと飛び立った。その探査機の名前は－－はやぶさ。だが、姿勢制御不能、燃料漏れ、エンジン全滅－－次々にはやぶさを襲う危機。そして、ついには地球との交信が途絶え、宇宙の迷子となってしまう……。JAXA職員を父に持つ少年風也は、その帰還を祈るように見守っていた。

【編集担当からのおすすめ情報】
なんと３作が競合した“はやぶさ”映画のうち、大トリにして大本命の松竹映画「おかえり、はやぶさ」のノベライズです。ちょっと泣けるお話あり、厚い友情あり、手に汗握る緊張あり。映画ともども、こちらのジュニア文庫版も、よろしくお願いします！

内容説明

１９８５年、地球のはるか彼方にある小惑星イトカワから宇宙の謎を解く星のかけらを拾うため、そのプロジェクトは動き出した。１８年後、いくつもの夢と希望をのせて、一機の無人小惑星探査機が宇宙へと飛び立った。その探査機の名前は―はやぶさ。だが、姿勢制御不能、燃料漏れ、エンジン全滅―次々にはやぶさを襲う危機。そして、ついには地球との交信が途絶え、宇宙の迷子となってしまう…。ＪＡＸＡ職員を父に持つ少年風也は、その帰還を祈るように見守っていた。

著者等紹介

百瀬しのぶ［モモセシノブ］
東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[จีนรัก]

はやぶさのノベル版。あまりストーリーとしてはごく一般的だけど、僕が読みたかったのが途中途中にある宇宙教室ってやつ。結構タメになるからもう一度読んでみた。中三では天体をやるから、小学生の時にあまり理解できなかったところを復習するためにこの本を活用しました。解説は専門書並み。

2014/05/18

[Yukie Hirayama]

先日、的川先生の講演を聴き、感動した次の日、移動図書の返却準備していたら、この本に出会いました。先生からリアルなお話聴いたばかりなので、一人うなずきながら、没頭しました。信念とチームワークで、絶望から復活！！宇宙のことは、？？チンプンカンプンでしたが、ぐっと距離が縮まりました。

2014/09/07

[radish]

松竹版「はやぶさ」映画の子供向けノベライズ版。内容的には文庫版のダイジェストに近い。やや子供目線が増えてるくらい。図説や過去の探査機の紹介などが豊富なのでこれから読む人には文庫版よりこちらをお勧めする。こちらを読むなら、文庫版は読む必要が無い。映画自体はFOX、東映と比較して松竹版が「映画として」面白い。子供連れなら松竹一択。

2012/03/23