クセがつよい妖怪事典―知れば知るほど面白い!

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クセがつよい妖怪事典―知れば知るほど面白い!

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784092272033
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8076

出版社内容情報

ヤバすぎる! 思わず笑える80体が大集合

きっとあなたのそばにもいる--古今東西の妖怪がうじゃうじゃ!

妖怪は怖い? いえいえ、そんなことはありません。

「なんか、用かい?」なんて、くだらないダジャレをいいながらひょっこりと姿を現す脱力系の「ユルい妖怪」もたくさんいます。
ほかにも、大声を上げるだけ、川辺でボソボソと話すだけのツッコミどころ満載の「クセがつよい妖怪」や、毎晩汚い足を洗えと迫ったり、臭い屁をかましたりする困った「ヤバい妖怪」など、個性豊かな妖怪たちがオールカラーのイラストとともに登場します。

◎他人の家に勝手に入るずうずうしい妖怪「ぬらりひょん」
◎昼間は美人、布団に入ると……「ねぶとり」
◎目撃すればささやかな幸せが訪れる「小さいおじさん」
◎厚化粧がイタいお婆ちゃん妖怪「白粉婆(おしろいばばあ)」
◎この屁の威力、ハンパないって!「オッケルイペ」
◎チューしたそうな赤い唇がキショい「身の毛立ち」

などなど、本書で紹介される妖怪は、総勢80体! それぞれ1見開きずつ、イラスト、解説、プロフィール(出没地、大きさ、クセの強さなど)が紹介されます。

日本の豊かな妖怪文化にどっぷりつかれる1冊です!


【編集担当からのおすすめ情報】
妖怪といえば、水木しげる大先生の鬼太郎ファミリーや妖怪ウオッチのキャラクターたちが有名ですが、日本古来の妖怪たちは、知れば知るほど謎に満ちていて奥が深い……クセがつよいんです。

そんな妖怪たちの生態を、著者の左古さんがカラーのイラストとともに面白おかしく解説していきます。

本書に出てくる妖怪たちはどれも個性的で、見ているだけで楽しくなります。読んでいるうちに、しだいに「みんなちがって、みんないい」と思えてくるのが不思議です。

ここには、日本古来の”知恵”が息づいているのかもしれない……ぜひ、書店で本書を開いてみてください。

『クセがつよい妖怪事典』解説 荒俣宏(作家・博物学者)


第1章 ユルい妖怪

笑いながら小豆を洗うだけ 小豆洗い
雨の神さまに使われる”パシリ” 雨降り小僧
あせって走りまくる瓜の化け物 瓜侍と西瓜侍
厚化粧がイタいお婆ちゃん妖怪 白粉婆
突然、頭上から落ちてくる おとろし
ボロ傘からのぞく一つ目がポイント 傘化け
めったに現れない毛むくじゃら 毛羽毛現
おちんちんの姿をした神さま コンセイサマ
食器が化けた妖物 しゃもじと土瓶の付喪神
笑った後に花が落ちる悲しい妖怪 人面樹
小型犬のようなユルかわ妖怪 すねこすり
食器で完全武装?した東の大将 瀬戸大将
風を切って走るけど、根は素直 扇子の妖怪
死者をあの世へ案内する センポクカンポク
通行人の袖を引くスケベ?な妖怪 袖引き小僧
目撃すればささやかな幸せが訪れる 小さいおじさん
見た目そのまんまの”癒し系” 豆腐小僧
「一本足」は神さまのシンボル 鍋の妖怪
全身真っ黒けで仏壇から飛びだす 塗り仏
風もないのにブ?ラブラ ぶらぶら
ゆらめく火をまとった鳥のような妖怪 ぶらり火
寝ていると現れるいたずら好き? 枕返し
見かけによらず気のいい巨人 山男
声マネ上手の子犬のような妖怪 幽谷響


第2章 クセがつよい妖怪

暗雲とともに現れる正義の妖怪? 赤舌
紅に染まったヴィジュアル系 赤シャグマ
日本人が忙しいのはこいつのせい? いそがし
少年の前に30日間現れ続けた 稲生物怪録の妖怪
通りがかった人を大声で驚かす うわん
でっかい首がぬっと現れる 大首
振り返ると、顔にあるのは口だけ! お歯黒べったり
”レジェンド妖怪”には肛門が3つある 河童
夜中に道行く人の髪を切り取る かみきり
ぼそぼそしゃべる地味すぎる二人組 川男
ひとたび怒らせると恐ろしい キジムナー
相撲好きなのに、体臭がキツい ケンモン
自分の芸がウケないと暴れだす 五体面
囲炉裏ばたで勝手に火を起こす 五徳猫
月夜の晩に踊りだす さざえ鬼
人間を監視して神さまにチクる しょうけら
嫉妬で下半身がビヨ?ンとのびる 高女
手のひらについた目で悪党をさがす 手の目
二つの頭がある謎の妖怪 どうもこうも
泣いて不幸を知らせるお婆さん 泣き婆
頭と足が直結! 究極の二頭身 二本の足
夜道で邪魔をする壁のような妖怪 ぬりかべ
猫は老いると人をダマす? 猫又
昼間は美人、布団に入ると…… ねぶとり
ムササビ? コウモリ? 風呂敷??? のぶすま
”鳴り物入り”で現れる黄色い妖怪 化け銀杏の霊
地中に隠れているユルかわ妖怪 はぢっかき
いたずらを注意されると怒りだす 一つ目小僧
マジメに働く人の仕事を邪魔する 火間虫入道
河童の仲間だけど、ナスが好き ひょうすべ
善にも悪にもなる”ふしぎ系” ひょうたんこ
闇の番人? 火の用心の管理人? 吹き消し婆
「食わず女房」とは名ばかり 二口女
人をイラつかせる裸の大将 べくわ太郎
傘がわりにかぶっているのは……ナニ!? 豆ダヌキ
見上げるほどデカくなる“首長”妖怪 見越し入道


第3章 ヤバい妖怪

家政夫にしたい妖怪No.1? あかなめ
天井を破って大足がズドーーン! 足洗い屋敷
女装趣味のヘンなおじさん? いやみ
見るからにバカっぽいポーズをキメる 馬鹿
この屁の威力、ハンパないって! オッケルイペ
お下品にもほどがある柿の精霊 柿男
トイレは覗くけど、エロじゃない? 加牟波理入道
100メートルを6秒で走る!? 口裂け女
猫のような身のこなしで女性を襲う 黒髪切
意味もなくケラケラ笑う大女 倩兮女
食い物の恨みはやっぱり「怖い」? 狐者異
3度も脅かすヤバすぎるヤツ 尻目
高速道路でこの顔に会ったら超危険 人面犬
天井裏には怪しいヤツらが潜んでいる 天井下がり
汚い天井をペロペロなめてくれる 天井なめ
二本角のミステリアスな妖怪 苦笑
のっぺらぼうの一種は衝撃の一頭身 ぬっぺっぽう
他人の家に勝手に入るずうずうしい妖怪 ぬらりひょん
チューしたそうな赤い唇がキショい 身の毛立ち
夜中にそっと唇を奪いにくる 山地乳

あとがき



荒俣 宏[アラマタ ヒロシ]
監修

左古 文男[サコ フミオ]
著・文・その他

内容説明

古今東西の妖怪がうじゃうじゃ!きっとあなたのそばにもいる思わず笑える80体が大集合。

目次

第1章 ユルい妖怪(笑いながら小豆を洗うだけ 小豆洗い;雨の神さまに使われる“パシリ”雨降り小僧;あせって走りまくる瓜の化け物 瓜侍と西瓜侍 ほか)
第2章 クセがつよい妖怪(暗雲とともに現れる正義の妖怪?赤舌;紅に染まったヴィジュアル系 赤シャグマ;日本人が忙しいのはこいつのせい?いそがし ほか)
第3章 ヤバい妖怪(家政夫にしたい妖怪No.1?あかなめ;天井を破って大足がズドーーン!足洗い屋敷;女装趣味のヘンなおじさん?いやみ ほか)

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京都生まれ。作家、博物学者。慶應義塾大学法学部卒。神秘学、博物学、風水など多分野にわたり執筆活動を続け、『帝都物語』(日本SF大賞)、『世界大博物図鑑・魚類編』(サントリー学芸賞受賞)などの著作がある

左古文男[サコフミオ]
1960年高知県生まれ。文筆家、漫画家、編集者。1986年、漫画家としてデビュー。89年に小説家に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あび

8
妖怪の正体は少し変わった人だったりとか、当時はなんでも見えない力によって起きた災いや現象として片付けていたわけで。今のように街中に灯りが至る所でともっていたわけでもなく、人がそもそも夜道にはいなかった。真っ暗な闇の中で人の想像力が掻き立てられ、恐怖心からあらぬものを見てしまっていたのだ。2019/09/06

HaruNuevo

5
妖怪には二つの系譜があって、いわゆるモノノケとして民間伝承されてきた者たちと、江戸時代にネタとして創作されてきた者たち 後者はもはや現代のゆるキャラと何ら変わりはない、というよりそもそもゆるキャラとは妖怪の血統を伝承する存在なのだろう2021/07/29

カエル子

4
兵庫県の福崎町で妖怪と戯れた今夏。出会った妖怪たちを復習するつもりで買ったのだが、クセの強さ基準で選抜された妖怪たちはマイナー妖怪が多くてあまり復習にならんかったわ。いちばん会いたくない妖怪は、奄美群島に伝わる「ケンモン」です。相撲好きなのに体臭がくさすぎて誰にも相手にしてもらえない悲しき妖怪。イヤだ~、臭い妖怪。きっとその昔、単純に体臭のキツイ相撲好きのオッサンがいたんだろうな…奄美のどこかに。妖怪にまで昇格?して後世に名を残すとは喜ぶべきか悲しむべきか。昔の人たちの想像力と妄想力の結集でした。2023/08/15

梨愛

3
図書館の『覆面図書』コーナーで借りて出会った本。聞いたことがないような妖怪もたくさん掲載されてた。『妖怪ウォッチ』が流行ったときに『何でも妖怪にするのはいかがなものか』的な議論があったけど、昔から何かのせいにしたいものなのかもなと思った。2019/07/28

千代

2
ユルい妖怪、クセがつよい妖怪、ヤバい妖怪の三章に分けて80体が紹介してあるんだけど…これは…なんといえばいいのか…確かにクセが強い。イラストも、イラスト周りのセリフ?もなんか…脱力してしまう。そして妖怪のチョイスも。でも初めて見る妖怪もちらほらいて楽しかった。クセが強い妖怪より、ヤバい妖怪の方がクセのつよさが高い辺り、分類を出没地とかに変えた方が良かったのでは…と思った。二本の足、オッケルイペ、柿男、尻目、馬鹿、苦笑がなんか特に脱力した。クセが強い。2019/09/20

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