出版社内容情報
まんが化第3弾!生命上陸の謎に迫る!
「地球大進化」まんが化第3弾!!今回は「大海からの離脱」として、大陸移動による海の消滅が、生物に肺機能を発達させ、地上への道を開いたという、進化の不思議に迫ります!
内容説明
大陸移動による海の消滅こそ陸へのドラマの幕開けだった!!弱者が水中で生き残るための機能が地上への道を開いた―。
目次
第1章 太古の海の異変(大地がもたらす海の死;三葉虫の絶滅;板皮類の繁栄)
第2章 上陸への準備(巨大山脈の誕生;地球最初の木;肺の誕生)
第3章 海から陸へ(手の誕生;そして陸へ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akane
4
この巻では、板皮類や、地球最初の木と言われるアーキオプテリスが興味深かった。地上では高さ20mにもなるアーキオプテリスが繁殖し、枝葉が落ちた水辺では、魚が進化・多様化していった。板皮類が栄えたデボン紀は魚の時代とか。現代のホオジロザメの顎も相当なものだが、ディニクチスの頭部の頑丈さといったら、小さなモノクロ写真でも迫力満点。本物の化石をいつか見てみたい。最後に、アイルランドのバレンシア島に残る、海から陸を目指した生物の260個の足跡。肺を持つユーステノプテロンの足跡かもと考えると、遥かなるロマンを感じる。2020/06/01
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