出版社内容情報
骨と筋肉の仕組み、体の不思議が分かる!
「驚異の小宇宙 人体」の第3巻。206本の骨と約500本の筋肉で形成される私達の体の仕組みを紹介。さらに、私達の体を守るために、体内でくり広げられるミクロの戦い・免疫のシステムを漫画で楽しく解説します
内容説明
まんがでわかる、「骨と筋肉」。生命を守る「免疫」のひみつ。
目次
骨・筋肉(骨の3つの条件;骨を溶かす細胞、作る細胞;筋肉の3つの条件)
免疫(生命を守る「免疫」のシステム;自分と他人を見分ける能力;生命防衛軍、ミクロの戦士;自分を攻撃するT細胞)
著者等紹介
江口吾朗[エグチゴロウ]
科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akane
3
②巻は『おらおらでひとりいぐも』(小腸の絨毛突起)、③巻は『はたらく細胞』(細胞を擬人化したアニメ)の世界だった! ヘルパーT細胞、好中球、マクロファージと聞き覚えのある名称が続々出てきて、ちょっと得した気分w でも、胸腺の存在は本書で初めて知り、びっくりした。こんな奇妙な形のものが、心臓の上にちょこんと乗っかっているなんて。T細胞はこの胸腺で誕生し、自己と非自己を見分ける力を磨いて、体外からきた病原菌と戦う。万一自己を攻撃する細胞に成長したら大変だ! そういう中途半端なのはしっかり淘汰してもらわないと。2020/07/28
ほんのみちを
1
人体の仕組みを知る、全三巻のシリーズ。 漫画で理解しやすいように作られていて、入門者には重宝する。 ちなみに全三巻の内容は、①生命誕生/心臓・血管 ②胃・腸/肝臓 ③骨・筋肉/免疫。 免疫のシステムについては、比較的平易な新書で読んだ時には難しくて全然理解できなかったが、本書ではかなり理解しやすかったように思う。 あと、免疫の話ではウィルスや感染症の話も出てきて、新型コロナウィルスが流行る昨今、とてもタイムリーであった。2020/03/04
Machida Hiroshi
1
本書は、NHKの番組「驚異の小宇宙 人体」を児童向けにマンガにしたものなので、非常に読みやすいです。第3巻は、人間の体を支えて動かしている、206本の骨と約500本の筋肉の仕組みを教えてくれます。また、人間の体の防衛システムである免疫システムの働きを解説してくれています。子供向けかもしれませんが、大人にも十分勉強になりました!本書は、人体の不思議の基礎を知るために、かなり役にたつと思います。2014/03/15