小学館入門百科シリーズ 妖怪おもしろ大図解

水木しげる

小学館（1983/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 173p／高さ 20cm
• 商品コード 9784092201385
• NDC分類 K147

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[N島]

学生時代、友人から借りたままになってしまった（借りパクした）一冊。妖怪の情報に餓えていた昭和の子供たちが嬉々として読みふけったのだろうなと、子供時代を思い起こしながら目を細めてしまう自分がいます。書かれている内容は妖怪図鑑とウルトラ怪獣大百科を足して2で割ったような内容で、妖怪の内部構造を図解しているのは、僕の知る限りこの本しかありません。柳田国男が読んだら悶絶するような中味も、結果として日本のポップカルチャーを生む原動力（のごく一部）になり得たのでは…と肯定的に捉えております。若い人の反応を見たい一冊。

[たまきら]

妖怪ウォッチをうたう娘に「ゲゲゲ」をしこんだら…はまってしまいました、４歳児が水木先生の世界に！どっぷりと！現在のお気に入りは「海坊主」と「枕返し」。枕返しはうちにいて、鏡の下に住んでいるそうです。きゃ～！

2015/06/08

[150betty]

（☆４）妖怪の解剖図の本です。妖怪に想像上の臓器とかをつけた解剖図なのだけど、これがなかなか楽しい。同時期にゴジラやウルトラマンの怪獣の解剖図も沢山でてて、エログロやSF界隈の人が絵を描いているのだけどかなり上手い。ただ、これ誰が絵を描いたのか分からないんだよね。目次に名前が挙がってる人だろうか？

2014/09/24