小学館叢書<br> 忍法秘話 〈5〉 剣風記

小学館叢書
忍法秘話 〈5〉 剣風記

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784091973153
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

忍者や剣士たちの世界は、どちらか一方が、あるいは両方が倒れるまで闘い続けなければならない。掟にしばられ逃れられない宿命に生きる者たちの姿と、戦乱の世の無情を描いた異色作品集。

▼第1話/剣風記▼第2話/蟷螂▼第3話/寄生木▼第4話/一乗寺藪下り▼第5話/飛礫▼第6話/奇剣崩し▼第7話/夢幻●登場人物/松林剣風(天下一の抜刀術使い。無益な闘いを避ける謙虚さと賢明さをもっている)、山影隼人(自分の剣の力だけを信じる非情な剣士)●あらすじ/▼松林剣風は北陸の竜といわれ、抜刀術では天下一としてその名を知られていた。そのため剣風を倒し、天下一を狙おうとするものがあとをたたない。武州赤山の宿でも、茨木鉄拳という男が試合を挑んできた。鉄拳を倒し、やがて道場を開くことになった剣風だが、その時の傷がもとで腕がしびれ動かないようになる…(第1話)。▼同門の女弟子を殺し、秘太刀を伝授した師をも殺した非情な剣士、山影隼人。手段を選ばず、情け容赦なく道場主たちを斬り殺していく。やがて御前試合に参加した隼人は、以前助太刀してもらった香月兵庫と勝負し、一刀のもとに切り捨てる。かわりに指南役におさまり、自分の剣の腕だけを信じる隼人の前に一匹の蟷螂が…(第2話)。▼神変不知火流の道場主真砂清玄が、地虫の森で何者かに殺された。道場を訪ねてきた武蔵は森の中でくせ者に出会う。しかし、賢明な武蔵はそのスキのなさに相打ちを見

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺

10
久しぶりに白土三平が読みたくなり、帰りに図書館で借りて帰る。時代考証目茶苦茶の勢いの良い剣豪もの。宮本武蔵の時代なのに頼山陽の詩を吟じるシーンなど楽しい。やたらに手足を切り落としたり目を潰したりと残酷である。迫力の割に内容はさほどでもないのが良い。娯楽の王道かも知れない。2013/04/16

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