出版社内容情報
命に終わりはない。魂は永遠に続くーー。
臨死、体外離脱、憑依、お迎え現象……。
科学ではいまだに解明できない、これらの真相とは何なのか?
本書は、「人は死なない。死は不幸ではない」と断言する救命医師と葬儀のプロが、「見えない存在のこと」から「人を看取り葬ることの意味」まで語り尽くした、異色の対話集。
「医療現場にあるお迎え現象」「葬儀の場でも起こる不思議」「死者は声を使って接してくる」「供養は生きている者のため」「死を思うことは、幸福を考えること」など、本書は生命とその死について、新しい価値観を提唱し、多くの人を「死の不安」から解放し、愛する人を亡くした人々の「死別の悲しみ」を和らげる1冊でもある。
新型コロナウィルスについて語り合った、文庫版だけの特別対談「ウイルスとともに生きていく」(序章25ページ)を収録!
内容説明
命に終わりはない。魂は永遠に続く―。臨死、体外離脱、憑依、お迎え現象…。救命医師と葬儀のプロが、見えない存在のことから人を看取り葬ることの意味まで語り尽くす異色の対話集。文庫版だけの特別対談を収録!
目次
ウイルスとともに生きていく
第1部 死の不思議―霊的体験の真相(死の壁を越えて;見える世界と見えない世界をめぐって;死者=肉体を脱いだ霊魂)
第2部 看取る―人は死とどう向き合ってきたか(日本人の死生観を語る;死を受け入れるために;日本人の死に欠かせないもの)
第3部 葬る―人はいかに送られるのか(葬儀という儀式に込められたもの;人は葬儀をするサルである)
著者等紹介
矢作直樹[ヤハギナオキ]
東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授及び医学部附属病院救急部・集中治療部部長。1956年、神奈川県生まれ。金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、外科、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻及び工学部精密機械工学科教授。2001年より現職。登山中の滑落事故が後に啓示と気づき摂理や霊性について思索を深めるようになる
一条真也[イチジョウシンヤ]
1963年、北九州市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。冠婚葬祭大手(株)サンレー代表取締役社長を務めながら、作家としても活躍。近年は、遺族の悲しみを癒す「グリーフケア」の普及に努める。2012年2月、第2回「孔子文化賞」を稲盛和夫氏と同時受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。