出版社内容情報
すべてが謎に包まれている男・ゴルゴ13。フィクションの背後に光る恐るべき事実……ゴルゴ13が放つ銃弾の軌跡が、世界の濁流の行方を左右する。
▼第1話/アラスカ工作員▼第2話/鎮魂歌に牙を▼第3話/リオの葬送▼第4話/ナチス鉤十字章は錆ず▼第5話/ラ・カルナバル▼第6話/ミステリーの女王▼第7話/ROOM・NO.909●登場人物/ゴルゴ13(姓名不明、自称デューク東郷。職業的テロリストにして百発百中のスナイパー)●あらすじ/氷の大陸アラスカ……ソ連の動向をキャッチしようとする、アメリカのスパイ基地。ある日基地から本国への連絡が途絶える。調査に乗り出したCIAは、ソ連から送り込まれた殺しの天才・隼のイエスの手により、何人もの部員が殺された事実を突き止める。「毒は毒をもって制す」……CIAの依頼を受けて、標的・隼のイエスを撃ちに、ゴルゴ13が厳寒の地に発つ!(第1話)▼隼のイエスを倒し、CIAの飛行機で回収されたゴルゴ13。しかし、アメリカ・ソ連間の「二重スパイ」に、飛行機がジャックされ、ゴルゴはソ連に連行される。これは、隼のイエスを殺したことへの報復なのか?(第2話)●その他の登場キャラクター/カルロス・ジモノーザ(ホテル経営。ゴルゴ13を古くから知る男)、マイヤ(ゴルゴと偽装夫婦を演じる)