出版社内容情報
哲学ギャグの切れ味は健在。必読の完結巻!
かつて、その潔いタイトルで大ヒットを記録した名作哲学4コマ漫語辞典『コージ苑』。
現在のギャグ漫画のひとつの方向性を確立した相原コージ氏の代表作、文庫サイズ復刻完結巻となる第3弾には池上遼一氏、浦沢直樹氏、さくらももこ氏らが相原氏原案の4コマ漫画を描き下ろした伝説の企画「夢の競演編」も再録!
こちらも必見です!
【編集担当からのおすすめ情報】
文庫サイズ復刻版最終巻となる第3巻には、失われゆく日本のモラル、そして原発問題など、まるで未来を予見していたかのようなページが随所に存在しており、ハッとさせられる瞬間が山ほどあります。
そんな本編とともに、超豪華な「付録」もガッチリ収録いたしました。
最後の最後まで読ませどころ満載の最終巻を、どうぞよろしくお願いいたします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
14
平成元年出版の本書をもって「コージ苑」三部作が完結した。シリーズ変わらず「時代の臭気を吸収・集約し、大衆の集合無意識」(あとがき より)を反映している。性描写 、いじめ、差別etc....現代ではコンプライアンス(この用語 当時はまだ無かった)違反で出版できないであろう。シリーズ通読で昭和~平成元年へタイムトラベル...たいへん楽しい時間であった 相原さん、ほんとうに有難う(*^o^*)2025/01/30
moon
7
面白い。1巻、2巻は時間の経過を感じる部分もあったが、この巻はいい感じである。2013/12/29
HIRO1970
6
⭐️⭐️⭐️随分昔に読みました。2006/08/23
松田望
1
前巻までに比べてこの巻は意外と古びてなかった。キャラクターや天丼の面白さが前面に出ているから?2016/01/10
ぷ
1
作中の実存くんのようにぷっと笑い堪えながら読んだ。明らかに昔読んだ記憶のあるネタがいっぱいで懐かしい。今ジブリでタイムリーな堀辰雄も出てたのね。漫画の脇に書いてある辞書的な言葉の説明が意外にすごく面白いのだが、字が小さくて、私に限らず世代の人たちはそろそろ老眼が始まって読むのが辛いとおもう。出版社はもうちょっと気を使ってくれたらよかったのにと思うよ。だけどそれもまた笑えるのでいいかな。2013/08/18