出版社内容情報
伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんちゃん
15
引き続き『囁く者たちの家』。初読の時の衝撃たるやです。今読むとこんな配合では作れないよって思えるんですが、なにぶん小学か中学だったもので当時のクローン羊の話といい生命の営みに科学が侵食して自然の摂理から外れているおぞましさとか嫌悪感みたいなものの象徴のように感じたのです。そして斗和子の死について。『寄生獣』で信一くんに「君が殺しちゃいけないんだ」と言ったあの下りがやはり私にとっても正解なので、親となった今みるとうーんと思ってしまいます。2015/09/13
Die-Go
8
再読。2016/06/02
うさみP
4
この話だけ昔読んだことがある。遂に激突、白面の一尾。斗和子のビジュアルが怖すぎる(アニメではどうする気だろうか。あと日輪の片乳が出ているところも)喪失からの復活の展開が熱い。来い!!獣の槍!!。守りたいという強い思いと白面を討つという怨念が混じり合い退魔の槍は復活する。「またウソなんだね」あの終わり方はせつない。ブルマを拝める事ができて眼福。ブルマ騎馬戦に交じりたかった。脳を啜る妖、ブレインサッカーか、若しくは蛸看守。とらの変化は今後にも行かされるのかな。2015/07/07
十六夜(いざよい)
4
獣の槍不要説を説き、エレザールの鎌こそが白面を倒せると主張するキリオに、うしおの槍が強奪されてしまった。槍を破壊するというキリオから槍を奪回するため、キリオの隠れ家へ…。獣の槍最大のピンチ。2019/11/24
こつ
3
(レンタル)とらが、真由子のこと助けるのが可愛くて仕方ないです( ´∀`)2016/02/18
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- 和書
- 昭和史のおんな 文春文庫