小学館文庫 ４番サード - 青山剛昌短編集

青山剛昌

小学館（2003/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 414p／高さ 16cm
• 商品コード 9784091934819
• NDC分類 726.1
• Cコード C0179

出版社内容情報

どこにでもいる野球好きの高校生。ただひとつ違うのは、あの“長嶋茂雄”と同性同名だってこと…。｢名探偵コナン｣へと繋がる青山剛昌初期短編集！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Te Quitor]

野球、探偵、その他色々な話が詰まったファンタジー短編集（少しギャグ漫画っぽい）。不思議で夢のある作品たちです。自分は青山さんのファンではないけど、楽しめました。結構面白い世界ですね。（金を浪費するバット、そこまでして勝ちたいかな。）

2012/10/25

[みう]

すこしふしぎなお話と野球が青山ワールドの中で融合され、いい味を出しています。お守りの話が印象的だったなぁ～。懐かしいです。

[いぬかいつまき]

「4番サード」、あの長嶋茂雄と同姓同名の主人公が、ある日偶然手に入れた「神様のバット」の力で大活躍するという野球漫画。主人公のみならず、登場キャラに江夏や稲尾や野村など往年の名選手の名が勢揃い。中でも長嶋の後を打つのが柳田ってのが渋すぎるw ただ、ヒロイン・豊の存在感があまりに弱いかな。 表題作以外では、初々しいデビュー作を始め、後の「名探偵コナン」「4番サード」「まじっく快斗」のプロトタイプとなる作品が並ぶ。「プレイイットアゲイン」も含めて、これらが後に「コナン」の作中に登場する“遊び”もあります。

2012/04/05

[高石友広]

主人公がどんどん逞しくなっていくのが 清々しいです。 青山作品で一番おもしろいかも。