出版社内容情報
鳴海がしろがねを襲う?誤解は解けるのか?
修行を続け、何体もの自動人形としろがね-Oを退けてきた勝に、ギイは「明神様の洞」への挑戦を言い渡す。洞窟内で待つ試練、抜けた先にある物とは!? そして、夏祭りに合わせて仲町サーカスが黒賀村にやって来る。しかし、久しぶりの再会を喜ぶ間もなく、最強の剣士・シルベストリとの対決が始まった!
【編集担当からのおすすめ情報】
藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、阿紫花姉妹との距離がグッと縮まる第17巻の登場です!!
藤田 和日郎[フジタ カズヒロ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさみP
3
黒賀村での修行と日常と時々戦いの日々。れんげとの春が過ぎ、菊との夏を迎える。『~幸せが似合わない人なんていない。』→『ぼくは。ぼくの近くで泣いているヒトをもう見たくない。』→『誰かとひきかえにしろがねを護るなんてイヤだ!~』誰かに守ってもらう立場から誰かを守る立場へ凛々しく成長する勝。天才の定義とは。黒賀村編はシルベストリまでカットされるんだろか。サーカスの中弛みも終わり、最悪の幕が開かれる。ところで何故、文庫版が完結していないのに完全版なのか。商売下手なの?2018/09/24
k. h
1
いかにも人形というデザインもいいけど、ジルベストリみたいなシンプルなデザインもカッコいい。海外版座頭市みたいな。ストーリーも合間って好きだなぁ。2018/12/09