出版社内容情報
隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!! 明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!
大和小学校の全員と共に未来へ送り込まれた高松翔たちは、たった一人の大人・関谷に地下道に閉じ込められてしまう。その暗闇の地下道には巨大な目を持つ奇怪な未来人が群れていた。必死で彼らの魔手から逃れたが…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
またまた色々と起こるけれど、1番凄かったのは、虫垂炎になった翔くんのオペを子供達だけで、しかも麻酔なしでするという場面。普通に考えて無理でしょう。餓えや体力の消耗となり、少しずつ精神もおかされていく子供達。殺し合いがあったり、絆も壊れていく。次が最終巻、このままでどう結論づけていくのだろうか。2018/05/13
とびほびこび
12
何気にこの作品は生きるための知識を教えてくれる。酸欠を確認する為のローソクとかスズランとか。人類が滅亡した理由、それは人類によってもたらされたもの。まやかしの文明、環境問題、奇形生物。読み進むにつれ現実もまさしくこうなっていくのではという訓告。この作品が書かれたのが昭和48年。いつかはそうなるかもしれない現実、それは近い未来かもしれない。そしてとうとう最終巻へ!もはや自制が効きません2013/05/11
フロム
6
最終巻に向けて不穏さのトークンが蓄積されていく。 ふと思ったが、こー独特のルールと創造力だけで構築された漫画、例えばナウシカとか楳図のSFは松本人志とかが好きそう。孤独感を共有できて。 だって不思議と子供だけでも手術できちゃいそうでしょ、この世界だと。2022/05/02
こかげ
4
ついに始まった子ども達の仲間割れ、内部紛争。 読むのが辛い巻でした(TT)2022/03/07
本を読むのは寝室派
4
実際起こっても100%否定できない内容から、だんだん漫画だから、あってもおかしくない展開に向かっているように思えた。2021/09/29
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- 和書
- クール・ハンド・ルーク