小学館文庫<br> 家栽の人 〈2〉

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小学館文庫
家栽の人 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091927224
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

草木を愛する風変わりな判事・桑田義雄。家庭裁判所に持ち込まれる数々の事件を通して、現代の人々の愛と孤独を優しく描く都会派森林浴ドラマ。

▼第1話/シクラメン▼第2話/ヒトリシズカ▼第3話/アザミ▼第4話/カリン▼第5話/スミレ▼第6話/カタクリ▼第7話/ワサビ▼第8話/ユリ▼第9話/リンドウ▼第10話/イチジク▼第11話/イチョウ▼第12話/福寿草▼第13話/ヒメリンゴ▼第14話/ケヤキ▼第15話/ハマボウフウ ●主な登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)●あらすじ/ある少年院の院長が少年たちを花見に引率したところ、2人の少年が逃走してしまった。幸い2人は無事に戻ってきたものの、その院長にとっては責任問題。自分が少年たちを信頼することで、彼らにも他人を信じることの素晴らしさを学んでもらおうと積極的に野外へ連れ出していた院長だったが、この一件ですっかり落ち込んでしまう。そんな彼のもとへ、桑田が“ヒトリシズカ”の鉢を持って訪れる……(第2話)。●本巻の特徴/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したこともある桑田。数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかに目的を置きがちな家庭裁判所において、つねに当事者が抱える問題の本質を見極めようとする主人公の姿勢を描いた連続短編ストーリー。本巻で桑田が扱う主な事件・問題は以

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

もだんたいむす

4
当たり前の話だけど裁判というのは世界の秩序を維持するために存在するので、生きている方(加害者)と死んだ方(被害者)がいたら世界の存在している生きている方に寄り添うんだよな。生きいる方は社会に参加する方法があるが、死んだ方には社会に参加する方法がないし。『ヒメリンゴ』の話は父親がクソだよな。息子は後を継ぐのを嫌がったのに縋り付いて他の道を諦めさせくせにまるで自分は何もしていないのにと被害者みたいなツラをしてやがるぜ。2025/02/08

hr

1
異動。2019/03/18

hr

1
家裁の話だが、子どもや家族がテーマなのだな。桑田判事は年に何百人もの少年と関わる、とある。なら教員はどうだ。桑田判事のように、待ち、励まし、歯止めになる活動が出来ているかどうか。考え続けたい。2016/08/29

hr

0
また読む。2023/03/26

Yuki

0
ヒトリシズカ/アザミ/カタクリ/ユリ/リンドウ/イチョウ/ヒメリンゴ/ケヤキ/ハマボウフウ2021/05/12

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