出版社内容情報
血のつながらない兄妹、龍男と陽子は、互いに激しく求め合いながらも、保守党政治家と革命戦士として正反対の道を歩みだす…。男女の愛憎を描き、官僚政治の腐敗に鋭いメスを入れた、社会派コミック!!
▼第1話/帰郷▼第2話/ファーストレディ▼第3話/キャスティングボード▼第4話/もうひとつの切り札▼第5話/ユンの証言▼第6話/証人の死▼第7話/特捜刑事神谷力▼第8話/民自党粛清▼第9話/衆院解散▼第10話/勝利への戦略▼第11話/龍と龍▼第12話/衛生からの踏み絵▼第13話/開票の夜▼第14話/希望の夜明け▼第15話/祝田橋交差点●主な登場人物/榊龍男(榊陽子の義兄。第2次松下内閣外務大臣を辞任し、新党「創樹会」の党首になる)、榊陽子(「メドゥーサ」というニックネームを持つ、元城東大学全闘委。日本政府高官用高級娼館「ローズ・ガーデン」疑惑の容疑者)、榊麗子(田丸善太の娘で、龍男の妻)、寺田徹(フリージャーナリスト。親友である龍男をサポートする)、神谷力(地検特捜部の検事)●あらすじ/記者会見で陽子との過去を明かした龍男に、マスコミから激しいバッシングが続いていた。一方、陽子は正式に逮捕・起訴となる前に故郷を見ておきたいと、鬼頭に申し出る。1泊2日だけの里帰りを許された陽子は、実家の母に連絡し、父の墓前へ。そこで母を待つが、やって来たのは龍男の妻・麗子だった!!(第1話)●本巻の特徴/国会の特別審議委員会で、ローズ・ガー