内容説明
ハンバーガーはおいしいけれど、その裏側には驚くような話、こわい話がたくさんある。食べる前に知ってもらいたい大切なことを、この本は教えてくれる。
目次
第1章 ハンバーガーはこうして生まれた
第2章 子どもは大事なお客さま
第3章 マックジョブってなんのこと?
第4章 フライドポテトの秘密
第5章 スカッとしない清涼飲料の話
第6章 牛や鶏はどんな目にあってる?
第7章 ファストフード中毒
第8章 きみたちにできること
著者等紹介
シュローサー,エリック[シュローサー,エリック][Schlosser,Eric]
1959年、ニューヨーク生まれ。アトランティック・マンスリー誌やニューヨーカー誌などを中心に活躍するジャーナリスト。緻密な調査取材に基づく記事は高い評価を受けている。著書に『ファストフードが世界を食いつくす』『ファストフードと狂牛病』『巨大化するアメリカの地下経済』(いずれも小社刊)。『ファストフードが世界を食いつくす』は世界的なベストセラーとなり、全米の大学で指定図書になっている
ウィルソン,チャールズ[ウィルソン,チャールズ][Wilson,Charles]
ウェストヴァージニアで育つ。ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、エコノミスト誌など多くの雑誌や新聞に記事を書いている
宇丹貴代実[ウタンキヨミ]
1963年、広島県生まれ。上智大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
78
図書館本。家のすぐ近くにあるマクドナルド。ご飯作るの大変な時はつい頼ってしまうこともあるけれど、数ヶ月に1回程度に留めている。ファストフードは体に悪いという浅い認識だったのが、具体的にどう良くないのかを知ることが出来た。正直自分の想像を絶する実態で、確実に見方が変わった。体への影響はもちろんのこと、マクドナルドという企業の在り方、労働者や生産者の方々の犠牲、原料のことなどあらゆる裏事情を知ってしまい、無知って怖いなと思わず身震い。子供にも出来るだけ口にさせたくないわ… 手作り料理の尊さを改めて感じる。2018/10/07
kinkin
50
食の問題が叫ばれている。異物が混入などで人が口に入れたら感じでわかるもの。しかしこの本に書かれているのは、目に見えないこわさのことだ。ファストフード全体に言えるが肥満。高カロリーで食べ過ぎることで心臓や他の内蔵に負担をかける。しかしほんとうにこわいのは店員を安い賃金でマニュアルに沿って働かすマッジョブと呼ばれる仕組み、添加物の多さ、生産者への負担大などがそうだ。食べ物の嗜好は本人次第。だが読んでみるとファストフードやジャンクフードについて様々な面から考えさせられると思う。2015/02/08
kera1019
29
ハンバーガーの誕生からファストフードの草創期を作ったリチャードとモーリスのマクドナルド兄弟、最高の営業マン、レイ•クロック、フライドポテトの生みの親、J•R•シンプロット、子供を狙ったマーケティング、食材の工業化、食品加工のオートメーション化、添加剤、労働組合、訴訟、胃のバイパス手術、狂牛病など、ファストフード業界のありとあらゆる裏側が読めてホンマ面白かった。という感想をマクドナルドで書いてます。2014/10/16
エリク
28
今はだいぶ改善されたとは思うけどマック等ファストフード店の悪いところについて書かれた本です。正直言ってこれからもファストフードを満足して食べたい方は読まないほうがいいです(笑) 最初の導入から引き込まれ、一気読みしてしまいましたが、ファストフードに関する食欲はほぼゼロになりました💦 ⚠この本はティーン用で、大人向けのが同じ作者で別にあります2021/01/30
ユズル
23
若かりし頃、何も知らなかったあの頃、週2、3は通っていました。いやあ…ここ数年の騒ぎで足が遠のいていたのですが、いやあ…恐ろしい((( ;゚Д゚)))美味しいは危険と隣り合わせなんだな。2017/04/03
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- 和書
- 関東第一高校開運模試B1




