小学館文庫<br> 忍者武芸帳 〈5〉 - 影丸伝

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小学館文庫
忍者武芸帳 〈5〉 - 影丸伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 337p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091922052
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

日本史上最大の混乱期・戦国時代を舞台に人間存在の根源まで踏み込んだ感動のロマン史劇、いよいよ後半へ。

▼第1話/影一族(しびれ)▼第2話/影一族(岩魚)▼第3話/影一族(蔵六)▼第4話/影一族(三つ) ●登場人物/影丸(陰の流れをくむ忍者。特殊な能力をもつ7人と出会い、影一族をつくる) ●あらすじ/盗みをした男の一家が、川で処刑された。次の日、子どもにはかろうじて息があった。発見した村人たちはとどめをさそうとするが、なぜかもりをさそうとした瞬間、全身がしびれて死んでしまう。それを見ていた伝造というよそ者が、子どもを家につれて帰り、いっしょに暮らすようになった。そんなある日、襲ってきたオオカミが同じように一撃で倒された。この子、捨吉には危険な状態におかれたとき体内に変化が起こり、敵を感電死させる特殊な能力があったのだ(第1話)。▼魚をついていた男が沼におちて死亡した。八人目となった被害者に、村人は水魔のたたりだとうわさする。通りかかった侍が退治をかってでるが、一太刀あびせただけで水に落ち死んでしまう。数日後、湖を調べにきた男が傷をおった不思議な人間をみつけ、手当する。その身体は水中に適応したエラ孔や水掻きをもっていた。助けてくれた男に、身体半分が魚のような男、平太は生い立ちを語る…(第2話)。 ●本巻の特徴/影一

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんすけ

12
初読から60年近く経っているから仕方ないのかもしれないが、今回は記憶と重なる部分があまりにも少なかった。 前巻から続いて影丸軍団秘話が続き、10代の少年少女には関心を抱かせない内容だったからかもしれない。それに重要なキャラクタである重太郎や明美にもご無沙汰している。 当時は読み飛ばしたに違いないが、今では多くの関心がわく。 それは暴政者がまかり通る時代に、反逆する集団が形成されていく物語とも受容できるからである。2020/12/03

コリエル

1
影丸一族揃い踏み。白土漫画の魅力であるウンチクをいつも以上に堪能できる巻。2021/11/02

Hiroki Nishizumi

1
しびれ、岩魚、蔵六、三つ、影一族の由来解説。2014/01/03

狂人29号

0
影一族の紹介。七人の影一族の生い立ちと能力が語られる。番外編の様相。2014/06/08

santana01

0
影一族について語られる第五巻。ただ、一族というからには代々受け継いだ特殊な能力を以って何らかの目的のために行動しているのかと思っていたが、影丸が自身の手で各地から集めた(しかもかなり偶然の要素が大きい)専門家集団という位置づけだった。悪く言えば寄せ集め。影丸の目的が語られることはなかったようだから、その人間的魅力が大きかったのだろう。しかし、依然として影丸については、その生い立ちや無風道人との関係も語られることなく謎のままである。2013/02/14

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