出版社内容情報
傭兵として世界各地で戦ってきたジェド・豪士。戦闘インストラクターとなった今でも、彼の周りには戦いが絶えない…。単なる戦闘ものではなく、戦争が残した傷あとにも注目したヒューマン・アクション。
▼第1話/フリ?ドリッヒの狼▼第2話/ミュンヘンの休日▼第3話/カシ?ドラルの遺産▼第4話/カーテンコール▼第5話/ブレイクスルー:突入▼第6話/賭けのシナリオ▼第7話/栄光へのオフサイド▼第8話/大いなる目覚め▼第9話/脱出-eversion-[前編]▼第10話/脱出-eversion-[後編]▼第11話/ザルネンの感謝祭●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクタ?)●あらすじ/豪士は、西ドイツ財界の大物で、CMAの有力スポンサ?であるヨ?ゼフ・ワンツのボディ?ガ?ドの依頼を引き受けた。失明しかけている身のヨ?ゼフが、危険を冒してまで、東ドイツに行こうとするその目的は一体何なのか…(第4話)。▼フランクフルト空港でRAF(西ドイツ赤軍)によるルフトハンザ機ハイジャック事件が発生した。管制室は、国境警備隊・対テロ部隊であるGSG9に応援を要請、事件解決にあたった。ドイツ政府は、RAF幹部11名の釈放という犯人の要求を飲むことができないため、強行突破をとることにした。しかし、機内には、心臓が弱いアメリカの上院議員が搭乗していた。作戦には大音響を発する手榴弾を使用するため、議員の心臓はその音に耐えられない。GSG9は、豪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カムイ
28
(カーテンコール)が良かった。2022/10/30
コジターレ
5
第3巻を読了。やはり『マスターキートン』にテイストが似ていて、面白い。ただ、国際情勢に疎いから、読むのに時間がかかってしまう。それに、現実を直視する重い話と温かい話が混ざり合っているので、結構読むのに疲れるなぁ。2018/01/04
白義
5
「カシードラルの遺産」みたいな、緩く滑稽な話もあって作風の幅が広い。国際政治の巨大な流れに翻弄されても、そこにかすかな抵抗の弾丸を打ち込もうとする自分の世界を持った登場人物が多く、どれも読後に不思議な充実感がある。キートンとは原作者が違うのだけど、東西ドイツものの短編は両作通しで読みたいクオリティのものが多い2013/06/22
まき
2
意外にミーハーな豪士。たまにはデスクワークも良いものですね。2012/05/05
しゃちべえ
2
4巻から再読を始めて、ぐるっと全巻読んでしまった。コーツとの因縁あり、宝剣をめぐる笑いメインの話あり、緩急のバランスが良い。巻末の話は地味だけど、ぐっとくるなぁ。2011/02/27