小学館文庫<br> 陽だまりの樹 〈2〉

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小学館文庫
陽だまりの樹 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091920522
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!! 時代の流れに翻弄されつつも、自らの使命を全うした武士・伊武谷万次郎と医師・手塚良庵。二人の男の生き様を軸に、近代国家幕開けまでを作者自らのルーツを織り混ぜながら描いた幕末感動ロマン!!

▼第1話/天地鳴動▼第2話/老中・阿部▼第3話/抜擢▼第4話/除痘館▼第5話/男子の本懐▼第6話/下田の夏▼薄芒野(すすきの)の決闘●登場人物/伊武谷万次郎(松平藩の家中。剣の才能に恵まれている)、手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、手塚良仙(良庵の父で、蘭方医。江戸に種痘所を設立する運動をしている)●あらすじ/安政の大地震のさ中、おせきに会いたい一心の万次郎は、善福寺に避難を求めた人々を引き連れて海辺の寺にやってきた。そこでおせきに再会した万次郎は、おせきから人を殺めなければ結婚したいという返事をもらう。だが、海辺で縄張りを侵害されたと極道者からいいがかりをつけられた万次郎は、人を斬ってしまう。翌日、手塚宅へ出向いた万次郎は、良仙に「良庵こそがおせきが迎える夫だ」とだけ告げて去って行った。おせきとの約束は守れなかったが、この武勇伝は老中・阿部の耳に入っていた(第1話)。▼万次郎の武勇伝を聞いた老中・阿部は、彼を城に呼び出す。だがそこで奥医師たちによる良仙暗殺の計画をたまたま知った万次郎は、多紀を殴ってしまう。このため、謹慎処分を受けた万次郎であったが、すぐに謹慎をとかれ、老中に再び呼び出

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みえ

44
江戸の様子がすごくわかるし、内容もすごく面白い。2018/09/25

活字の旅遊人

24
天然痘拡散を阻止せんとする緒方洪庵や手塚良庵の熱意と行動力。新型コロナ初期でもここまでのパワーを持っていた医師はいないだろうし、今百日咳どうこう言ってる我々なんてホント恥ずかしいくらい。まあ、疾患のレベルが違うんで同じ熱量であたる必要はないし、そもそもこれは漫画だし、というところではある。それから下田でハリスやヒュースケンを警護する武士ですか。この葛藤もなかなかですよ。さすが、面白い!2025/06/04

剛腕伝説

12
緒方洪庵の適塾で学びながら、大阪で種痘を広める手伝いをする、手塚良庵。ひょんな事から老中、阿部正弘の目に止まり、アメリカ使節、タウンゼント・ハリス及び書記ヘンリー・ヒュースケンの警護をすることになった伊武谷万次郎。幕末の世は大きく動こうとしている。2022/07/03

コジターレ

7
適塾出身者の活躍、蘭学の影響力など、幕末を語るとき、医学の発展は切り離せない関係にあるのだと思う。二人の主人公の人生がどのように交わって行くのかか、今後の展開が楽しみ。2017/02/25

眠たい治療家

6
医者の主人公の手塚良庵は、緒方洪庵の適塾で福沢諭吉らと勉学に励みながら、除痘館で疱痘(天然痘)の予防に駆け回り、侍の主人公の伊武谷万二郎は下田に来航した黒船の領事館の警護を申しつけられる。昔の日本では天然痘もお札を持っていればかからないと信じていて、牛から採取した弱い天然痘をワクチンとした。それを人体に種痘するのは考えられない出来事だったんだなぁ。種痘すると牛になってしまうなんて噂まで広がって、この医学の進歩を民衆に周知させるのは並大抵のことではなかったんだなぁ。2010/01/05

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